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多機能ビデオ処理ソフトVideoProcを使ってみた

この記事の所要時間: 1120

 Digiarty社のVideoProcはなかなかすごいです。Mac版もWindows版もありますが、Mac版を使用してます。

 現在13周年キャンペーンとしてキャンペーン特設サイトでは期間限定のソフト無料プレゼントを行っていて個人情報の登録などもなしでVideoProc(ライセンスコード付。2019年9月30日迄)が貰えます。

・ダウンロード:https://jp.videoproc.com/
・キャンペーン:https://jp.videoproc.com/campaign/

▼こんな人におすすめ

・動画を他の形式に変換したり、容量を小さくしたい
・動画を別の形式に変換したい(GIFアニメーションへの変換も可能)
・複数のMP4を1つの動画にしたい
・動画から音声だけ抜き出したい
・沢山あるからまとめて処理させたい
・URL入力して動画をダウンロードしたい、音声だけダウンロードしたい
・縦横間違えて録ったスマホの動画を直したい
・動画のいらない部分をカットしたい
・範囲指定した部分(例えば動画の真ん中部分だけ等)だけを切り抜きたい
・それら動画を一本のDVDにしたい。

 これがすべてこのソフトだけで可能です。

 この手のソフトは多く、私も仕事で動画を編集したりする関係上、色々な編集ソフトを使ったり試したりしてますが、透かしをつけるウォーターマーク機能や複数動画の結合、トリミング、反転、回転など、単体では出来ない機能がほぼ全て備わっています。

 また動画のダウンロードやDVDから動画やtsファイルの変換なども出来て、それも音声ファイルだけwave形式48Khzで保存とMP3で保存など、まとめて処理出来るのも便利。

 画面録画、いわゆる画面キャプチャ機能も本体マイクをOFFにしてシステムサウンドは録画とか全て無音でキャプチャなど細かい設定が可能です。

 動画のフィルタなども完備されていて、まさに多機能という言葉が相応しい動画総合ソフトウェアになってます。

ダウンロード&インストールに続いて「ビデオ」「DVD」「ダウンロード」「録画」のカテゴリー別に紹介していきます。

 下に続く

ダウンロードとインストール

・ダウンロード:https://jp.videoproc.com/
・キャンペーン:https://jp.videoproc.com/campaign/
※Mac版Windows版共に、無料ダウンロードが可能でお試しも無料です。13周年キャンペーン開催中はキャンペーンサイトからライセンスコード付の期間限定無料ダウンロードが可能です。

 ダウンロードしたらアプリをアプリケーションフォルダにコピーするだけです。簡単。起動時にお試しか購入か聞かれるのでわざわざ購入方法を探したりしないですみます。

 一応購入方法も記載しますが、とりあえずお試ししたい人やキャンペーンで無料ライセンスコードも貰った人は次の項「1,ビデオ機能」まですっ飛ばしてください。現時点ではまだ4,000円割引でした。

 ライセンスコードをすでに購入して持ってる人はメアドとともに入力。

 クレジットカード登録が面倒な人はPayPal、クレジットカードを持ってない人はコンビニ決済で購入出来ます。日本人はクレジットカード決済を嫌う人が今でも多いので、コンビニ決済が利用出来るのは良いですね。

購入
https://jp.videoproc.com/buy.htm

期間限定4,000円引

1,ビデオ機能

 起動すると4つの項目が出てきます。このソフトは基本的にマウスカーソルを当てるだけで説明文が出てくる箇所が多いので特に迷うことはないと思います。

 基本的なUIが同じな上、一目で全てがわかる為、直感ですぐ使えると思います。動画はファイルかフォルダでまとめて読み込むか指定出来ます。

 動画を読み込ませたら続いて、左下の「出力」もしくは下部の各タブから動画形式や音声形式、使用したい機能を選択します。2GBごとに分割されるキャプチャー機器で録ったMP4など、複数の動画を1つのファイルにしたいだけの時は、ここで右側のプレビュー画面下にある「結合」にチェックを入れて「RUN」するだけです。簡単!

 左下にある「出力」は出力プロファイル。iPhoneやAndroidの他にもスマホやタブレット、ゲーム機、DVDなどデバイス別にワンタッチで指定出来ますが、もちろん自分で形式やビットレート、フレームレート、解像度などを細かく数値指定も可能です。

 そのまま一番下までスクロールさせると「ツールボックス」という項目があります。もしくは「ビデオ」のメイン画面下部「ツールボックスタブ」からも選択可能。ここは手ぶれ防止、ノイズ除去、ビデオ結合、分割、トリミング、回転などが出来ます。ビデオ編集画面からも出来ますが、こういった単機能の場所がわからず使いこなせないなんて事も多い為、親切だと思いました。ミラー&反転とか面白い機能も多いです。

 ここではゲーム実況とかで動画編集したり、複数のMP4を1つに結合したいといった用途の人向けに、ゲーム画面をキャプチャーした動画を使ってみてます。

 PS3、PS4、Switchなどゲーム画面のキャプチャー方法は過去の記事を参照してください
※プライムビデオ、Netflix、hulu等の録画も同様
▼関連過去エントリー記事
・HDCPプロテクトをスルーして録画する方法※PC不要2018年12月追記
・多機能HDMI切替器 4K 60Hz HDR対応セレクター2019年度版
※録画しながらゲームプレイする為にも、録画する為にもスプリッターでHDMIを分岐させる必要がありますが、セレクターも併用する場合、4K環境の人は4KだけでなくHDRにも対応してないと表示されません。

 動画一覧の下にある「カット」「クロップ」「字幕」などをクリックすると編集画面に映ります。

 ビデオ&オーディオは形式設定。効果は様々なフィルター加工機能。字幕は字幕ファイルがあれば付け足せるみたいです。カットは動画の前後をカットしたり指定出来る機能。クロップは動画の一部分だけを切り抜きたい時など。透かしはいわゆるウォーターマーク。画像もテキストもどちらも選べます。

 「効果」のフィルターは、おまけみたいな場合が多いのですが、思ってた以上に充実していました。カットやフィルターなどは右下の「完了」を押すまで効果が持続する為、再生しながら各種編集が可能です。

 カットの範囲指定はカーソルをスライドさせるだけ。これはクイックタイムを使ってトリミングする時とほぼ同じ操作ですが、よりやりやすいです。

 クロップは例えば映像の真ん中だけを切り抜きたいとか、右上部分だけを拡大させたいみたいな時に使います。カーソルでどこを使うか範囲指定出来ます。

 数値入力や、レターボックスを追加出来ます。映画みたいな上下の黒い枠をレターボックスといいます。

 同じ比率のまま切り抜きたい時は「元ビデオの比率を維持する」で、自由なサイズで切り抜く場合は「スケーリング」
 他にも昔のサイズ4:3を現行サイズの16:9にしたいとか、インスタグラムの写真みたいなスクウェアサイズの1:1とかも選べます。

 文字で見ると難しそうですが、実際は簡単。1:1を選んだ場合は「正方形の枠でしか変化しない」ため、必ず正方形に切り抜けます。

 スケーリングでごく一部のみを切り抜いて動画化も可能。当然ながらその部分が全画面に拡大される為、あまり小さく切り抜くと元動画が大きなサイズじゃないと画質が粗くなります。

 各項目で指定した設定がまとめて右側のプレビュー画面に表示されます。この画面は左側でクロップで切り抜いて、テクニカラーという効果を足したものが右側に反映されています。

 透かし、いわゆるウォーターマークも画像や文字など簡単に指定可能です。
文字位置は直接マウスでドラッグして選択、サイズ変更可能です。

 画面右上「名称&タグ」では各種文字要素の設定が出来ます。MP3ファイルの場合はそのままタグとして反映される他、カバー画像(サムネイル)の指定や画像選択して追加が出来ます。

 フォーマットでは各種項目が一画面で全て変更可能です。わかりやすいのは右上の品質ですが、他にも解像度を上げたり、フレームレートを30とか60にしたり、オーディオビットレートを上げたりなど。この一画面で全て設定出来るのは非常に便利だと思います。アスペクト比はいわゆる比率。16:9や4:3、1:1の他、各種あります。

 全て終えたら右下の「RUN」で変換開始です。読み込ませた動画を1つに結合させたい場合は右側のプレビュー画面下にある「結合」を選択してから「RUN」。「高品質エンジンを使う」チェックすると時間がかかりますが綺麗に出力されます。

2,DVD機能

 基本的には動画と同じ操作です。ディスクはDVD、フォルダはDVDのtsフォルダ、ISOはイメージファイル。読み込ませたい形式を選択します。

※市販のDVDはコピープロテクトがかかってる為、コピー出来ないと思います。

 画面下部「バックアップ」から各動画形式の他、ISO、TSファイルへの変換など指定可能

「ビデオ」同様に「DVD」も出力プロファイルを指定時に一画面で各項目が指定可能。

3,ダウンロード機能

 動画サイトから動画をダウンロードしたい時にURLを入力するだけで可能になります。

 対応してない場合や、URLが間違ってる時にはエラー表示がでます。

 対応してるURLを入力すると左側にその入力したURLとサムネイル、右側でMP4などフォーマットを選択。

 動画のURLでも音だけダウンロードも可能で、MP3などでダウンロード可能です。

 URLは複数指定可能で「Download Now」で全てまとめて処理開始されます。

 ちなみに上部の「ビデオ追加」は動画をダウンロードしたい時に選び「音楽追加」は動画を音声ファイルかしてダウンロードしたい時に選びます。

 画面右側の「マイチャンネル」から各アカウントにログインした上での参照も可能

4,録画機能

 最後に紹介する「録画」は画面キャプチャーです。このソフトではシステムサウンドを録音するかどうか、外部マイクを録音するかどうかの選択も可能です。この画像では消してますが、枠内は実際にはキャプチャーする画面が表示されます。

  • 画面下部、クロップでキャプチャー範囲指定
  • システムサウンドをクリックでミュートON/OFF
  • 内蔵マイククリックでミュートON/OFF

 画面上部のカメラ録画を選択すると右下にINカメラ(または指定したWEBカメラ)の映像が表示されるので、顔を出して説明動画などを作りたい時に便利です。

 iPhoneはLightningケーブルを接続する事で、iPhoneの録画が出来ます。

 RECボタンを押すとカウントダウン開始で、ソフトの画面はDOCKに隠れます。なので録画する時にこのソフトが邪魔になる事はありません。

 初回起動時に表示されますが、システムサウンド(音)も録画する場合はインストールしてください。

 フレームレートが標準では20になってます。品質を高にしてフレームレートを最大にするとマシンパワーが足らない場合は処理落ちすると思います。
 マウスクリックをキャプチャーしたくない場合はチェックを外します。
デバイスはインカメラを選択可能。

 キャプチャーした動画は右側にリストで並びます

 クロップは範囲指定だけではなく全画面も選択可能。

 トップの画面下部にある設定から、各種保存先などの指定が可能です。外付けHDDなどをメインで使ってる人はここで変更しましょう。

最後にこのソフトのもっとも良いところ

 それは起動が速い事です。余計なロゴやタイトルテロップなどなしにいきなり起動して、動作も機敏です。

 そして、UIが洗練されていてとても使いやすい事。深い階層がないので、迷うことがないと思います。

 それでいて多機能なので、特に沢山の動画を1つにまとめたり、配信動画などを作ってる人には、メインの動画編集ソフトと別に小回りきく編集ソフトが欲しいなという人におすすめです。

 ダウンロードもお試しも無料で、登録の必要もなくインストーラーでもない為、試しに使う上でかなりハードルが低いと思うので、その点もおすすめです。

・ダウンロード:https://jp.videoproc.com/
・キャンペーン:https://jp.videoproc.com/campaign/

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