「やること」よりも「やりたいこと」をスケジュールに組み込む習慣を作ろう。

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やらなければならないことは、ほっといても自分が最優先にするから、過度に考え過ぎない方が良いです。大事なのはむしろ、最優先だと自分で考えてること以外のこと。

◎やりたいことは、やらなければならないことよりも、ランクを下げてしまいがち。

本来、やらなければならないことも、やりたいことも同列であるべきだし、可能な限りやりたいことを優先した方が良いと思っていますが、それは全て「やらなければならないことをちゃんとこなせる」事が条件となってきます。

その条件がこなせるか不安だからこそ、やりたいことを後回しにしてしまうのだとしたら、それはスケジュールを組む段階から、予定として組み込んでしまえば良いのです。

それが簡単に出来るならば苦労しない、というのであれば、「やりたいこと」も「やらなければならないこと」として同列に扱うべきです。

◎やりたいことは遊びなんだけど……という人

やりたいことを後回しにしてて良いことなんか何もないので、やりたいことがあるならば、それはスケジュールに組み込んでしまうのが一番。

これは遊びにも当てはまると思います。

それがやりたい事ならば、やるべきことと、やりたいことである遊びのふたつをスケジュールに組み込んでしまいましょう。

スケジュールの組み込み方は、人それぞれですが、月間カレンダーでも良いし、週間カレンダーでもいいし、週間バーチカルカレンダーで時間管理しても良いし、自分に適したスタイルで管理しましょう。

手帳として愛用してる、MOLESKINE Pocket用に、見開きでウィークリーバーチカル（上下で二週間）、一ヶ月のプロジェクト・マネージメント用のシート、あと写真にはありませんが見開き一ヶ月のマンスリーカレンダーを自作して貼り付けています。

私が実践してるのは、ダブルブッキングを防ぐための月間カレンダー（スタッフスケジュール共有も兼ねてるGoogleカレンダーにも登録）、それらを時間別にひと目で管理するための、二週間バーチカル式。各プロジェクトやスタッフの進行等を把握する為のプロジェクト・マネージメントシート。これら3つを自作して手帳に貼って管理しています。

わかりやすい例でいうと、私は時間が惜しいので一切やらなくなりましたが、ゲームがやりたい！　の様にわざわざスケジュール帳に書く事ではない様な事でも、スケジュールとして組み込んでしまいます。

例えば、毎朝6:00〜7:00の1時間と23:00〜24:00の1時間、合計一日二時間をゲームに充てる、といった管理方法です。

こういった時間管理は、毎日のToDoでやるよりも、一週間の時間管理が一目で確認出来る、ウィークリーバーチカル式が最適です。

◎やらなければならないことが多すぎて、やりたいことが出来ない人

やらなければならないことが多すぎて、やりたいことが出来ない。

そもそも本来あってはならない姿ですが、例えばプロジェクトが大詰めの時だとか、締め切り前日だとかは、どうしても忙しくなってしまいます。

でもそれは一時の状態で、特殊ケースともいえます。この特殊ケースが永続的に続いてしまう状況ならば、まずは、その状況を改善する事こそが、最優先事項といえます。

自分を時給換算して、その時給に見合ってない作業は人に任せてしまっても良いし、人に物を頼める立場ではなかったとしても、全体に迷惑をかけるくらいならば、素直に先輩なり同僚なり、なんなら上司にでもそう報告して作業分担してしまうという考え方も、必要だと私は思っています。

・自分でも出来るけど、他の人でも出来る。
・自分よりも能力的に適任者がいる。
こういったケースは、その人に任せてしまうのがベスト。

なんでもかんでも一人で背負いこんでしまうのは、一番駄目な選択肢です。

仮に有能である事をアピールしたいのならば、作業をこなすのではなく、仕事をする事でアピールしましょう。時間で量をこなすのは「作業」です。

申し訳なくて人に頼めないという人や、人が良くて頼まれた事を断れないという人も、そこで決断できなかった結果として仕事の質が低下して、大きく評価を落とす事にもなりかねないという事は把握しておく必要があります。これはプライドが許せない、という人にも当てはまりますが。