読んだきっかけは別冊少年マガジン連載の漫画アルスラーン戦記からです。
そこで原作に興味を持って小説を出てる分一気に買いました。
なので、私の中では「何十年も待たされた末の完結」ではないのですが、それでも待ちに待った完結巻です。
まだ第一部途中の漫画と小説の第二部※微ネタバレ注意
結構、物語のテイストが大きくかわってきたけど、大きな方向性自体は変わらないので読むのを辞める事なく読み続けましたが、小説は14巻が出た直後くらいだと思うけどまとめて買って読んだので14巻までだったか一気に読みました。
第二部のテイストが嫌いな人も居るのかな?そうでも無いのかな?
と、近年一気に読んだだけなので他の人の感想とかそういうのも全く知らないのですが、私は最初びっくりしたけど、結局変わらないので読み続けました。
漫画だけ追いかけてる人は、とりあえず第一部だけ読んでみても面白いかも。
年数が開いてるので、そういう意味でのテイストの変更はあるのかな。それは14巻よりも15巻や最終巻の16巻に感じました。
14巻以降
長い期間あくとやっぱり作家自身の作風とかも変わってくるだろうし、結構違いを感じます。第一部、第二部の違いは大差ないけど、この違いは結構大きい気がする。
つまらないと思ったわけではないので、良い悪いの話ではなく、違うとは思いました。
ネタバレは極力したくないので内容には触れませんが、単純に作風が変わってる感じがするというか。
あとは最終巻に関しては、誤字と言うか明らかな間違いがあったりするので、完結させるべく急ぎ足に感じました。間違いに関しては重版で修正されるのかな。
16巻最終巻※ネタバレ注意
15巻で想像出来た感じではあるけど、物語がどんどん進展。もはや回想シーン感覚に感じたし、とあるキャラクターが相手によって態度を豹変する感じには若干違和感覚えました。
あとはまあ「なるほど。こういう感じで締めくくっていくんだ」みたいに思いながら読んでいったので、最終的には「なるほどね」みたいな感覚が襲ってきました。
アルスラーン戦記は架空だけどペルシア辺りの歴史をモチーフとして作られてるので、近隣国の国名や作られた国名とか、あーなるほどと思った。
そういうのを含めて「なるほどね」みたいな感じでした。
長い期間かけて完結された物語なので、前半と後半でそもそも勢いが異なる気がするけど、そういうのも含めて全てがアルスラーン戦記なんだろうなと思いました。
極力ネタバレなしで書いたので、是非読んでみて下さい。
あ、ちなみに第8巻「仮面兵団」からが第二部ですが、現行のカッパ・ノベルス版になってからは角川版を2冊分まとめて1冊にしてる為、王都奪還・仮面兵団 ―アルスラーン戦記(7)(8)となってます。
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