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映画『グラバーズ』はエイリアン退治のコメディ映画(褒めてる)

この記事の所要時間: 253

 内容のネタバレはありません。グラバーズの感想に関しては、一番最後に書きます。そして、最初に言うと私はホラー映画やスプラッター映画が苦手です。観ない。

 ですが、SF映画は好きなのでエイリアンものも割と良く観てます。SF映画もエイリアン映画もB級作品が多く、そういうB級SFもそれはそれで好きだったりするので、そういうのを観る様な軽い気持ちで観始めた『グラバーズ』ですが、予想以上に面白かったです。

  • 日本未公開
  • ホラー映画
  • 恐らく低予算

 こうやって言葉で並べると、やな予感がプンプン漂ってきますが、日本未公開で低予算映画だけど面白かった作品なんか数えきれないくらいあるし、最近、個人的によく観てる80年代〜90年代香港映画も日本未公開だらけで、明らかに低予算だけど、だからといってつまらないなんて事はないし。

日本未公開の作品にも良作は沢山あります。

 日本未公開だからってつまらない訳ではないのです。劇場未公開映画だと格好つかないからと、一日だけ映画上映する作品もあったりするし、日本未公開だとか劇場未公開だとかだけを判断材料にするのはちょっと乱暴。

 そんな事を言ってしまうと、日本で手に入る日本語字幕付きの香港映画とか東南アジアの映画なんかは日本未公開作品だらけ。

 日本未公開作品はともかく、劇場未公開の日本映画に関しては判断材料にしても良いとは思うけど、変な偏見の目で観るのと、フラットな目で観るのとでは印象がかわってくるから、興味を持ったら余計な情報を入れずに観るのが良いと思います。

 私の場合は映画を観る上でジャケ買いが多いです。映画館の場合もポスターのみ、BDやDVDの場合もパッケージの表面だけしか観ない。一番多いのは映画の予告編を観て興味をもつというパターンだけど、なるべくその予告編以外の情報は得ない様にします。

 特に、レビューとかで低評価だったりすると、どうしてもそういう意識で観始めちゃうし。映画に限らないけどレビューを判断材料にする事はありません。観終わった後に、他の人の感想が知りたいから読んだりはするけど。

 低予算映画に関しては、それを逆手にとった良作も多い反面、予算なりだなと感じてしまう映画も沢山あるのでなんとも言えないけど、死ぬほど金かけた駄作の数よりは、低予算の駄作の方が多いのは間違いないと思います。作り手の敷居というか。

 

『グラバーズ』の感想

 ホラーにありがちな思わず笑ってしまうというようなのと違って、完全にエイリアン退治を題材にしたコメディ映画に感じました。個人的に、笑わそうとしすぎる映画は嫌いですが、この映画はそこまで笑わせようとしてる風には感じませんでした。いや、笑わせようとはしてるんだけど、なんていうんだろ。説明が難しい。

 酔っぱらい描写はおいといて、それ以前でもシリアスな展開でも笑える行動をとったりするので、エイリアンものを期待するとむしろがっかりするかも。一切のグロがない訳じゃないけど、そこまでグロ描写や恐怖描写はありません。 

 あ、子供のエイリアンは、ちょっとかわいらしかった。声とか仕草とか。いや、気持ち悪いんだけど。

 内容に関しても「扉閉めろよ」とか、他にも色々とツッコミ所がない訳じゃないけど、あんまり深いこと考えないで観た方が、より楽しめる映画だと思います。

 あ、バイオレンス描写も多少だけどあるので、注意。

 

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