m3k.biz

文具は好きだけど、道具は使うもの。道具に使われていはいけない。

この記事の所要時間: 530

photo
写真はMARK’Sさん、あたぼうさん、糸井重里事務所さん提供による各社商品と、主催者参加者さん提供の文房具で、参加者全員おみやげとして頂きました。
昨日は、日本手帖の会の総選挙イベント結果発表会に参加して来ました。

以前「手帳100冊!書き比べ総選挙‼」という展示会的なイベントを覗いてみたのですが、そのイベントの結果発表会です。「オフ」とか「オフ会」みたいに言われると、非常に高い敷居を感じて参加しづらいのですが、内容は会議室を借りて行われるイベント、セミナーの類で、非常に有意義でした。

MARK’Sの佐倉さん、株式会社あたぼうの佐川さん、学研ステイフルの小島さん、株式会社東京糸井重里事務所の棟廣さんによる商品開発のお話や、色々な興味深いお話を聞けてとても楽しかったです。ED!T、スライド手帳リフィルサンプル、ほぼ日手帳WEEKSの他、日本手帖の会の方々が持ち寄った文房具で欲しい物を各自が持ち帰る形で、おみやげとして頂きました。

そこで色々な話を聞いて自分自身で思ったのが、やはり道具は使うものなので、使われてはいけないな、という事です。

E!DITは人数分以上あり私も頂いたのですが、せっかくの頂きものですので、今日から使おうと思ってます。余分に頂いた分は「宣伝してくださいね」と言ってプレゼントするつもりです。

私は現在、A7縦開き方眼リングメモ(主にセプトクルール)、A6スリムバインダー(リヒトラブ)、B6ノート(蔵前のカキモリさんで作ってるノート)の三冊を使っています。

photo

元々は胸ポケットにMOLESKINEを入れてて、毎週末一週間のまとめをした上で新しく一週間分、もしくはマンスリーを自作して貼り付けていたのですが、海外出張時にそんな事をしている暇はなくなり、結局一緒に持っていったA5リングノートをどんな時でも使うようになって、一日分のToDoなどを朝書いて、付箋をはっておく、という使い方になり、そのA5リングノートのみで全てを補ってたので、帰国後は色々な手帳を試したりした結果、マンスリーリフィルを数カ月分先頭に挟んだリヒトラブをMOLESKINEの代わりに胸ポケットに入れて、メインはA5リングノートに移り、それが今はカキモリさんで作ってるB6ノートになっていました。

MTGでもセミナーなどでもほぼこのB6ノートを使い、スケジュールに関しては海外出張時の反省を踏まえて別途持とうという事でリヒトラブを持ってましたが、会社の全プロジェクト、各自のスケジュール等は主に社内共有のGoogleカレンダーにて管理するようになり、そこにプライベートの自分の予定も入れ、リヒトラブはGoogleカレンダーに入力する前段階の存在となってしまい、使用頻度がヘリ、あらゆる管理など把握しておくべき事は、クラウド上にPDFを置いておく他に手描きでリヒトラブにも書いてましたが、イマイチ使いづらいなーとずっと思ってました。

 

◆A6スリム手帳は、常に胸ポケットに入ってるのに人前でスケジュール調整する時と、引き継ぐために書き記した項目を参照する為だけの存在に。

リヒトラブはバインダー式なので入れ替えも出来て常に丁寧に使えるので、無駄なページがあまり好きではない自分に適してるとも言えるのですが、それがネックとなって逆に使い勝手が悪くなってしまってました。結果的に、殆ど参照もしなくなり、誰かに聞かれた時に把握できてない事を参照する時以外は、人前でスケジュール確認するためだけの仮書き用になってしまってました。

そして、メモに関しては胸ポケットに入ってるA7縦開きリングノートを重宝してて、何を書くにも殆どここに書くようになり、ToDoもここに書くようになってた為、だんだん面倒くさくなりこのメモ帳リングノートが手帳的な役割を担う様になり、まとまった文章記入はB6リングノートに書き、それらのまとめで大事な事はリヒトラブに書いておく(もしくは書いたメモ帳を貼っておく)つもりが、そのB6ノートや未処理のままちぎられないでいるメモ帳A7リングノート

つまり、手帳の役割をなんでも書くようにしてるA7リングメモ帳や、B6リングノートに奪われてしまった形になってます。

 

◆道具を使うのではなく、道具に使われている状態に。

このままでは、道具なのに道具を使いこなせず、道具に使われてる様になってしまい、大前提として物事(主に仕事)を効率化する為に使ってるのに、ただ好きだから使ってるだけという状態になりつつあったので、一旦、元のMOLESKINEを手帳代わりに使い、自作マンスリーを三ヶ月分貼り、毎週ないし隔週で自作バーチカルを貼り一週間のスケジュールをひと目で見れる状態に戻す事にしました。

正直言って、MOLESKINEは紙質も良くないので、他のものでも良いのですが、どこでも買えるし、自分が行くかも知れない可能な限りの海外を思い浮かべても、どこでも売ってるので、とりあえずはまたMOLESKINEにするつもりです。日本にいる以上はどうとでもなるので、もしまた長期で海外へ行くとかになった時はまた別の方法を考えます。

大事なのは使う事ではなく、仕事の効率化を図る、もしくは忘れない様に脳を使わず記憶する事であるという大前提を忘れない様にしなくては、と思った次第。文房具好きなので、使ってみたいという欲求は人一倍、人百倍あるのでついつい試したくなってしまうので、試すのは悪い事ではないけど、無理に固執しないのは大事。

 

ちなみに、リヒトラブは凄い好きです。なので、ロディアのNo.8を社内電話メモとして、ロディアNo.12 ドットパッドをリビングのメモ帳として置いてる感覚で、何か別のことに使おうと思ってます。

基本的に文房具類はなんでも日本製が世界一だと思います。字が綺麗な人はともかくとして私の様な悪筆は、日本の極細万年筆じゃなければ小さい字で魑魅魍魎とか書けないし、紙質だけでなく品質も全然違うし。これは各国のを使ってみた、なくなったから海外で仕方なく買って使った時の実感です。

紙はロディアの方眼の色があまり好きではないけど、クレールフォンテーヌの紙自体は、日本製の書きやすいと自分が思ってるノート、いくつかありますが例えばアピカのプレミアムC.D.ノート(通称紳士なノート)で使われている、王子製紙の紙の次くらいには好きです。

ちなみにカキモリさんで作ってるノートで選んでる紙はバンクペーパーです。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。