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YAMAHA7.1chバーチャルフロントサラウンドバーYAS-101を試してみた

この記事の所要時間: 53

 全く知らない訳ではありませんでしたが、何もない部屋ではない場所で使った場合でも効果があるのか試したくて購入してみました。せっかくなのでリアルサラウンドではなくバーチャルサラウンド方式のものを買ってみました。結論だけいうと効果あり!

下に続く

サラウンドバーって何?

 わかりやすく言うと横に長い棒状の機器で主にテレビの下に置いて使います。現在はBluetooth式のものも含め安価な製品も各種出てますが、私は光端子を切替器から接続して使いたかった為、光端子付の7.1サラウンド対応から選んでみました。

 ちなみにこのYAMAHAのバーチャルサラウンドはAIR SURROUND XTREME方式らしいです。

「AIR SURROUND XTREME」技術は頭部伝達関数を利用したバーチャルサラウンドです。
ヤマハの「バーチャルシネマDSP」や、ドルビーの「ドルビーバーチャルスピーカー」も この頭部伝達関数を利用しております。
人は、音の大きさや左右の耳に届くズレなどで、音の位置を認識するのですが それを2つのスピーカーを使って電気的に再現しています。
つまり後ろから聞こえているという錯覚を起こさせる訳です。
ただ、従来のバーチャルサラウンドは、その原理上、耳や顔の形や大きさなどによって その効果に個人差がありました。
そこで、ヤマハはよりその精度を高め、どなたにもリアルな定位を感じていただける 独自の次世代頭部伝達関数技術を開発し、それを本機に採用しました。
これが「AIR SURROUND XTREME」です。
また、人間の可聴帯域をカバーできる24kHzまで(従来は最大8kHzまで)の 周波数帯域を保証したことで、従来のバーチャルサラウンドとは次元の違う高音質を お楽しみいただけます。

http://yamaha.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/707/~/【ホームシアター・オーディオ】air-surround-xtremeとは?
より引用

 元々は小さなスピーカー5個とサブウーハーがついてる5.1chサラウンドシステムを使っていた為、今回私が買ったサラウンドバーはバーチャルサラウンドなのでスピーカー×2+ウーハー1ですが、購入にあたりサブウーハーだけ流用してます。

 このサラウンドシステムはずいぶんと長い事使っててまだ天井に5方向スピーカー設置しっぱなしになってます。なんならいまだに使ってます。

もはや新品は売られてないと思いますが一応リンク紹介。

私が使ってたものより古い機種はもっと安く買えるみたいです

YAS-101はどうか?

 バーチャルサラウンドというと偽物みたいなイメージで敬遠されがちですが、使ってみると音の臨場感はテレビ内蔵スピーカーの比ではなく、私が普段使ってる5.1chリアルサラウンドと比較しても言う程の差はありませんでした。

 明確な違いというと、後ろに設置した2つのスピーカーの音ほど「完璧に真後ろで聞こえる」感じはありませんが「なんで後ろから聞こえるの?」という感覚は普通に実感出来る為、テレビのスピーカーを拡張するという程度の気持ちで買うのはおすすめです。

 バーチャルサラウンドというとマイク付きのヘッドフォンのイメージが強いですが、ヘッドフォンでまず手軽に試してみるのもいいかも。私は安いUSB式の物を試した事がありますが、長時間使う事を考えると耳が疲れたりするので、やはりサラウンドバーと同じくらいの予算をかけた方が良いと個人的には思います。ワイヤレス製品もあります。

 また、サラウンドバー/フロントサラウンドでも、バーチャルではなくチャンネル分スピーカーが備わってるリアルサラウンドのものやBluetooth対応のもの、HDMI対応のものなど各種あるので、自分の予算と環境で検討してみると良いと思います。


 たとえば、この製品は高いですがDolby atmosやDTS:Xにも対応して、スピーカーが何個もついていて、天井の反射も利用した三次元立体音響になっています。

 今回、私は元々リアル5.1サラウンドシステムを持ってる上で、バーチャル7.1chを試すべく購入してみましたがBluetooth対応を買えばよかったかなという気がしてきました。具体的には4K、HDRのHDMIにも対応してるYAS-107(B)

 これはどういう事かというと4KやHDR対応ハードのHDMI OUTからHDMI2.0ケーブルをサラウンドバーのHDMI INに挿して、サラウンドバーのHDMI OUTからテレビに接続。例えばPS4 Proだとすると

PS4 Pro→サラウンドバー→4Kテレビ

 とHDMIで接続する事で音声だけ出力してくれるのですが、ここでサラウンドバーが4K非対応だと4Kテレビに接続した段階で4Kではなくなってしまいます。

 もちろんBluetooth接続に対応してれば問題ないし、光端子で接続する事でも解決するけど、HDMIのみで簡単に解決するのは悩む必要がなくて手軽。ちなみにHDMIケーブルは2.0のハイスピード(大体4K対応と書いてあるけどVer2.0以降のケーブル)のものじゃないと4Kに対応してません。長すぎてもダメらしいので2m以下が良いと思います。

 スマホやApple TV、Fire TV、ゲーム機など今は普通に外部音声出力でBluetoothを選べるので、Bluetooth対応なのはより手軽で安心。


 今回私が購入したのはこれ。今は値段が高くなってますがもっと安価でした。古い製品なので中古ならば今回紹介する中で一番安価。※更新時点


 こちらは更新時点でAmazon一番人気だそうです。更に設置位置による音の調整がスマホアプリから行えます。バーチャルサラウンドバーを買うならば値段的にも性能的にもこれが良いと思います


 こちらは上記機種同様、設置位置による音の調整がスマホアプリから行えます

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