唐突に思い立って大量に余った2TB(4TBにコピー等で余った古いHDD)を使いRAIDを組んでみました。容量は10TBありますが、2TBのHDDを5台リサイクルしてて、速度目当てなので1TB使ってないです。
主にiTunesデータと写真データ、あとは作業中のFinalCutProデータ(こちらは完成次第他のハードディスクに移して削除)くらいです。
ちなみに壊れても良いように、Mac標準機能のTimemachineでバックアップ体制は万全です。
RAIDというとバックアップや容量目当てを想像しがちですが、RAID0はHDD台数が多ければ多い程高速になる為、もし1TBや500GBのHDDが沢山余ってるとかでしたら、試してみる価値はあると思います。
RAID1やRAID5、RAID10しか知らない人も、速度が段違いなので是非5台以上の同一HDDでRAID0を試してみて下さい。
もし新しくHDDを買うなら7200回転のHDDが良いかもしれないですが、予算次第ではSSDの方が安かった、しかも言う程速くなかったなんて事にもなりかねない為、総額に注意。
基本的にはHDDの買い替えとかで大量に余った1TBとか2TBを使う感覚で話を進めていきます。
7200回転のHDD
macOSはディスクユーティリティでRAIDが組める
ディスクユーティリティからソフトウェアRAIDが組めるので、ハードディスクケースはMac非対応とかでも問題ないですが、ハードウェアRAIDより性能が劣ってしまうと思います。ハードウェアRAIDが良い人は注意。ちなみにThunderbolt式とかも含めMac用は大体高いです。
ですが、Thunderboltドライブというのは大容量のデータを扱う人にとって魅力的なのも事実なので、RAID0の10TBを4TBまでしか使わず、更に4TB外付でTimemachineバックアップさせる、とかもおすすめ。
SSDを買うという手も
念のため記載すると、R/W500MBくらいのSSD2TBを買った方が安い可能性もあるので注意。
私はてきとーな2.5インチUSB3ケースにCrucial MX300 2TBのSSDを入れて、一部のソフトウェア音源データ専用で使ってます。現在1.4TBくらい使ってますが、爆速です。
更にいうと同じくらいの速度の500GBくらいのSSDを4〜5台でRAID0を組めば更に高速な気がします。
繰り返しますがRAID0は電池とかと同じ消耗品と思っておくと良いです。バックアップだけは必ずさせるようにしましょう。
注意点
RAIDは同じHDDを使う必要があります。また、使用するRAIDケースによって速度も大きく変わる気がするので、その点も注意。
thunderbolt式のRAIDケースならそもそも処理が速いので大丈夫だと思いますが1万円台で買えちゃう様なケースはよくよく調べた方が良いかもしれません。
そして、繰り返しますがそれら全ての設備投資をした場合、SSDより高くついてしまうかもしれません。
私は完成した映像データのバックアップとして使ってた2TBのHDDから4TBに移し替えた為、何台も余ったので実験を兼ねて廃材利用感覚で使ってます。
スピードテストをしたらおもったより速くなかったけど、動画データのコピー(素材とFinalcut proデータまとめてコピー)などは間違いなくRAID0の方が速かったです。
また、ハードディスクは電源をつけたり消したりした方が寿命縮まる気がして、実際NASが電源落としたタイミングでHDD壊れた事があるので、電源は落とさず常時起動させてます。スリープでもHDDは止めない設定。
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