Chromebookは各種出てますが、このFlipはタッチ液晶で液晶を反転させてタブレットの様に使うことも可能です。
私は輸入して購入しましたが、Amazonでも並行輸入品が4万円以下で売られています。日本語入力も可能で表記も、初回ログイン時に自分のgoogleアカウントを入力するだけで日本語に切り替わるので問題ありません。仮に切り替わらなくても自動でいつでも日本語化出来ます。この辺はAndroid端末など最近のスマホと同様です。
メリットはAndroidアプリが使える事。安い。バッテリーが持つ。スリープ復旧がMacBookばりに速い。
Androidアプリが使える事によって汎用性はかなり増した気がします。ATOK for Androidとかは使えませんでしたが、普段から使ってる写真加工のAndroidアプリがそのまま使えたり等、Chrome bookではやりづらかった事がより手軽になった気がします。
ちなみにAndroid版LINEのインストールも出来ましたが、利用開始はしてません。ChromeBook版のLINEがChromeウェブストアにあるので、それを利用しましょう。MacやWindows版同様のPC版LINEです。
‖ChromeBookはウェブブラウザGoogleChromeのパソコン
GoogleChromeを使ってる人ならばそのまま同じ感覚で使えます。前述の通りFlipは液晶を回転させてタブレットの様にする事も可能です。
アプリ等はGoogleChromeの機能拡張で追加していきますが、現在はAndroidアプリのインストールも可能となっていて、左下の○からアプリ一覧を選んで起動させたりも出来ます。
いままでは、あくまでブラウザ上でしか動作しませんでしたが、例えばChromeBook版LINEなどは新しいウィンドウが開いて独自アプリの様な形で起動する為、MacやWindows版のLINEと同じ感覚で使えます。
‖ChromeBookって何に使うの?
WindowsでもMacでもLinuxでもない独自OSの安価なパソコンです。映像を作る、音楽を作る、デザインするといった特殊な専門用途以外の事ならばChromeBook単体で解決してしまいます。ですがAndroidアプリが利用出来る為、下手したらそこらのパソコンよりも手軽に便利に様々な事が出来てしまうかもしれない可能性を秘めています。
日本語入力はGoogle日本語入力があるし、いわゆるOffice的なものもgoogleドキュメントやマイクロソフトのOfficeオンラインなどがあり、すべて無料で利用出来ます。
基本的にオンラインで使う事が前提になってますが、GoogleドキュメントやGmailはオフラインでも参照や作成が出来るようになってるため、オフラインでは何も出来なかった初期Chrome OSの頃より断然利便性が増しています。
Androidアプリが利用できる為、場合によっては音楽や映像、デザインなんかもAndroidアプリを使う事でChromeBookだけで完結できてしまうかもしれません。
‖なんで安いの?
基本的に何でもオンライン上で行うという理念の為、そこまでマシンパワーもストレージも必要としていないという思想のため、ストレージは16GBです。
ですが、マイクロSDカードスロット搭載の為、そこに予算に見合ったカードを挿してデータ置き場にしておけば問題ないと思います。
おすすめは128GBですが、予算が許すならば256GBがおすすめ。予算足らないならば64GBや32GBの差し替えとかでも問題ないと思います。
大事なのは変に安いものや、中古、訳あり品を買わない事(コピー品も多い為)
速度が速いものを買う事です。CLASS10と書かれているものにしましょう。もし予算に見合わないのならば、容量が少ないものを選んででも速いものを選びましょう。
そして、繰り返しますが、予算が足らないからと中古や粗悪品、同じメーカーの同じ製品なのに妙に安いものに飛びつかない事。
私はそれで性能が圧倒的に悪いコピー品を掴まされた事がある為、メーカー直売と日頃から利用してる有名ショップ以外のすべてを疑うようになってます(アマゾンでトランセンドブランドを購入しても販売会社なりショップが別なら、たとえアマゾン発送だったとしても安心とは言えないのと同じで、アマゾンの仕組みが理解できてない方は特に注意)
‖Chromeウェブストアからインストールした機能拡張
Googleドキュメントを入れておけばオフラインでも編集可能になります。というか、入れておかないとオフラインで何もできなくなってしまうため、ネットワークに繋がってる時に色々設定をしておきましょう。
メモアプリやブログ更新とかに関しては、Androidアプリを使うと便利なのかもしれませんが、私は実験も兼ねてGoogleドキュメントを利用してGoogleドライヴ経由で共有させてます。
文章に関しては、Dropboxとのやりとりが容易なAndroidメモアプリを探したりしても良いかもしれません。もしくはスマホ版との連携は取れないけど一時保存という意味でLINEメモ。
無料というカテゴリーにこだわらなければ、Evernoteという選択肢もあります。
‖使用感
ATOK for Mac&MacBook Air(USキーボード)からの乗り換え実験で試してる為、まず最初に思ったのはMacBook Airよりも軽い事。
889gだから10インチタブレットと外部キーボードを一緒に持ち歩くよりかさばらないし、場合によってはそれらより軽量かも。
次に思ったのが、動作が機敏な事。
MacBook Airは主に文章入力端末として使ってる為、ATOKの重さが気になる様になってきてた所だったので、とても軽快に感じています。
ただしATOK syncの様に辞書を共有とか出来ないのでその辺は不便でしたが、ATOKの辞書単語をテキストで出力して、Google日本語入力に読み込ませる作業さえ終えてしまえば、あとは適時手動入力でも思ったより面倒さは感じませんでした。
が、iOS版やAndroid版とも連携が取れるATOK syncはめちゃくちゃ便利だな、と改めて実感もしました。
キーレスポンスが悪いという様なこともありません。変換精度は元々Google日本語入力も悪くなかったので問題ありません。
安価なので雑に持ち歩いて使うのがより手軽かも。ケースに入れず、保護もしない等。ただ、文章入力マシンとして使ってる為、のぞき見防止フィルターは必須かも。
‖充電アダプターとバッテリー
USB充電なら最高でしたが残念ながらAC充電です。しかし、バッテリーは9時間くらい持つらしいので、薄型軽量という事を考えてもなかなか。
ちなみに現時点ではChromeBook Flip用のACアダプターは販売してませんが、EeeBook X205系のACアダプタと同じなので、不安ならば持ち歩き用の予備を買っておくと良いと思います。
ちなみに純正品はASUSからN33W-01という型番で販売してますが、互換ACアダプターも売られています。金額はいうほどの差はない為、個人的には新品の純正品ACアダプターをおすすめします。
メモリーメディアはコピー品が怖く、ACアダプターとバッテリーに関しては発火や爆発が怖い為、純正品以外をあまり信用してません。
‖タッチ液晶
タッチ液晶ですが感度はスマホやタブレットと変わりません。今のところ保護フィルムは貼ってませんが、のぞき見防止フィルターはつけようかなと思ってます。タッチ液晶はまったく利用してないので、これによりタッチ感度が悪くなっても構わないと思ってますが、タッチ液晶を頻繁に利用する方はそういうのも注意。
また、光沢用と非光沢(アンチグレア)化保護フィルムも売ってるので、必要な方は同時購入すると良いと思います。
‖キーボードとタッチパッド
タッチパッドはマルチタッチ対応です。二本指上下でスクロールなどMacBookと同じです。またタッチではなくクリックでも反応しますが、クリック感はちょっと独特。少し音も強く、若干強く押さないとダメな感じがします。
二本指クリックで右クリックもMac同様です。
キーボードは特に違和感なく使えてます。英字キーボードの半角全角切り替えはctrl+スペースです。
‖ChromeBookで映像出し
C100PAはマイクロHDMIが最初から使える為、HDMIとの変換コネクタかマイクロHDMIケーブルを買うだけでテレビやモニタ出力が出来ます。
ビデオ端子に出力したい場合もHDMIからビデオ端子に変換するアダプタを使う事で出力可能になります。私が使ってる変換アダプタはUSB給電で動作する為、パソコンから給電させて利用しています。
また、D-SUBへの変換は普通にHDMIからの変換コネクタが売られています。
個人的におすすめなのはマイクロHDMI変換コネクタを買っておいて、その先をHDMIそのままで使ったり、各種変換を使ってりする事です。
‖ChromeBook Flip ASUS C100PAは買いか?
macOSやWindowsじゃなくても構わないならば、相当手軽で便利だと思います。バッテリーの持ちやスリープからの復旧も速いので(MacBookも速い)持ち歩いて使う道具に適してると思います。
・ChromeBookやChrome OSはわからないけど、ASUSのC100PA自体はおすすめ
ChromeBookが買いかどうかを聞かれたらわかりませんが、ChromeBook Flip ASUS C100PAがおすすめかどうか聞かれたら、タブレットの延長で手軽に安価なパソコンが欲しい人ならおすすめだと答えます。
Androidアプリが使えるため、Androidスマホ、タブレットユーザーには特におすすめ。
・映像出し、音出し、文章入力マシン
こういった単機能をスマホやタブレットよりは編集しやすい環境でやりたいといった方にもおすすめ。Androidアプリで拡張していきましょう。
・容量は16GBで十分。マイクロSDXCカードで拡張がおすすめ
容量は16GBモデルで十分だと思いますが、不安な方は容量の大きいclass10のマイクロSDXCカードを購入して挿しっぱなしにする方が32GBモデルを買うより便利だと思います。
誤字脱字は見つけ次第直しますが教えていただけるとありがたいです。
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