上映してしばらく経ってますが、テッド2を観てきました。
今回もテンポ良い喋りで毒舌や下ネタ全開でしたが、日本語訳も独特で嫌いではないです。
あとは今作も様々な映画の台詞やキャラが出てきました。サマンサが言われたゴラム、ゴラム女は、ロード・オブ・ザ・リングのゴラム(小説日本語翻訳版で言うゴクリ)の事です。ゴラムコスプレと遭遇するシーンがあるけど、似てる!
訳で特徴的なのはwiggerを白ニガと言う言葉で表現してた所。
wiggerというのは黒人のストリートファッションを真似る白人という意味です。
ニガーは黒人に対する蔑称だけど、黒人同士でニガー(ブラザー、と同じ様なニュアンスで)と呼び合ったりもするので、まさに白ニガという言葉はぴったり。
テッド1の時も翻訳は独特だったけど、1の方が後に観たら古くさく感じてしまうのかなーなんて表現が多かった気がする。
例えば
ジョーン・クロフォード=星一徹
「誰かが星一徹にならないと」
テディ・ラクスピン=くまモン
「くまモンの方が良かった」
パトカー・アダム30=ガチャピン
「ガチャピンより凄いだろ」
の様に訳してて、これって公募とかしたんだっけ。
今はいいけど、30年後とか昔の東宝東和香港映画的字幕というか、すんごい古さを感じてしまうんだろうな。
なので、こういった日本人にはわからない様なものでも
※80年代刑事ドラマ
パトカー・アダム30みたいだろ
とか
※昔の喋る熊人形
テディ・ラクスピンの方が良かった!
みたいな説明注釈を付けるって駄目なのかな。
一瞬で読み取れないから駄目、とかもあるんだろうけど。
テッドは喋るテンポの良さもウリだから、字幕も難しいんだろうな。
ジョーン・クロフォードは調べた所によると「愛と憎しみの伝説」というカルト人気が出た映画で養子を虐待する役をやって、幼児虐待の代名詞になったらしく、こういったものはそもそもアメリカ人だって説明しないとわからないし、ある程度は説明くさくなっても仕方ないのかなとも思ったり。
あ、ちなみに、テッド1も2も翻訳嫌いじゃないです。
ところで作中、ヒロインが歌ってた歌(Mean Ol’ Moon ※視聴可) サントラに収録されてました。
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