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タブレット+BTキーボードのメリットとデメリット

この記事の所要時間: 812


※定期的に検証してますが2014年9月下旬検証です。

タブレットはビューワー端末なので、入力作業は外部キーボードを使ったとしてもパソコンにはかないません。

ですが、ポメラの様に単純な文章入力端末と割り切って使ってみると、そこそこ便利な気がしてきました。

タブレットの場合、バッテリーが長持ちする、充電が容易、軽量といったメリットもあるので、そういったメリット、デメリットを挙げてみようと思います。デメリットは主にノートパソコン環境との比較。

◆検証環境
・タブレットは7インチ
・Bluetoothキーボード(バッテリー充電式、スマホスタンド付、ホームキー&スリープ解除キー付)

Bluetoothキーボードに関しては、USBで充電出来るのは基本として、ホームキーとロック解除キーはあった方がいいです。あと立てかける為のスタンド搭載も必須。その場合、直角になったりしないか角度にも注意。
念のためいうとキー配列が自分に向いてるかどうかも大事。特殊なキー配列な事が多い、激安Bluetoothキーボードは特に注意

人によってはタブレットではなく、iPhone6 PlusやGalaxy Noteといった大型スマホ環境で考えてる人もいるかも知れませんが、場合によってはスマホ+Bluetoothキーボードに置き換えても良いかもしれません。

また、iPadやiPad Airにキーボード式カバーを取り付けた場合、MacBook Airより重量が重くなる事があるので、基本的にこういったものは7インチタブレットでやるものだと思っています。
7インチタブレット用キーボード式カバーの場合も、手軽に扱いづらくなるので、タブレット本来の持ち味が損なわれてしまう為、個人的にはおすすめしません。

ちなみにこの文章は、iPadのWordpressアプリとBluetoothキーボードだけで更新して、あとで写真の貼り付けだけPCからやっています。
写真の貼り付けや、装飾はwordpressアプリで出来る程度の事だけにして、手間がかかるのでやってません。
※写真はFlickrにアップロードしてhtmlをShareで表示させてそれを、テキスト編集(html編集)でブログに貼り付けてる為、単にアップロードするのと違って手間がかかる。


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※ノートを広げて、ノートを立てかけながら文章作成、といった事を比較的小さなスペースで行えます。

◎メリット

・バッテリーが長持ち
これはパソコンより圧倒的。
スマホ普及のお陰でモバイルバッテリーを持ち歩く人が増えましたが、このモバイルバッテリーがあれば充電切れの心配もなし。

・コンパクト
物理的な荷物が減ります。パソコンの場合ACアダプターを持ち歩くとより重くなるので、その分を考えても軽量。
また、スペースという意味でもA6やA5、B5ノートを広げながら作業とかもやりやすいです。

・セルラー版ならば通信環境いらず
私はiPad miniのセルラー版(厳密にはiPad Airだけど、simを抜いて初期型iPad miniを今でも持ち歩いてる)を使ってるけど、これも手軽。ソフトバンク版をiPhoneとのセット購入(タブレットセット割)してて、本体代は支払い済なので月額維持費は900円弱です。

余談ですが、iPhoneをWi-Fi運用してる人や、モバイルWi-Fi環境を持ってる人、スマホのテザリングができる人とかからしたもったいなく感じるかも知れませんが、その一手間が面倒臭いので、解決策として月額900円程度で解決するならいいかなと思って、格安SIMを持つ感覚で契約しました。

・すぐ使える
MacBook環境の人は知ってると思いますが、MacBookはスリープ復帰も早く、スリープ中のバッテリー消費も少ないすが、タブレットの場合は前述の通り、さらにバッテリーも持つし、7インチタブレットならば使う環境という意味でも
場所をとりません。

◎デメリット

・iPadの場合、変換辞書が弱く、全角スペースが入力出来ない。
iOS8になり、サードパーティ製IMEが使えるようになった為、ATOK for iOSとかを買えば済む話に思えますが、14年9月末現在、Bluetoothキーボードでの利用はiOSの仕様上できず、また全角スペースも入力出来ません。

全角スペースに関してはiPhoneでATOK for iOSを使った場合は入力出来るため、もしかしたら近日対応するかも知れないけど、どちらにせよBluetoothで使えない為、あまり意味がありません。
その点、AndroidやFire HD等ならば、ATOKを買えば普通に全角スペース入力出来るし、もちろんBluetoothキーボードも使えます。
さらに言うとiPadと違って、Bluetoothマウスも使えるので、タブレットをPCの様にも使いたい人は、Nexus7やFireOS2.0以降が搭載されてるFire HD現行機種を買うのがおすすめです。
※Kindle Fireシリーズはいつのまにか、Fire HD、Fire HDXと呼ばれる様になってました。

・膝の上に乗せて作業出来ない
下にカバンを置いて台として使うとか、もしくは製品によっては出来るものもあるかも知れませんが、カバー式キーボードとかだと普段タブレットとして使う時に不便だから使わないし、スタンド式だと不安定になるし。

・各種連携が面倒
画像を加工して、画像共有サイトにアップロードして、そこからリンクURL
抽出してブログに貼り付けという様な、事をタブレットだけで行う事も可能ですが、パソコンのようにマルチウィンドウで作業出来ない為、各アプリ間の連携とかで、多少手間が増します。
この多少の手間がネックとなり嫌になるというのは割と良くある事なので注意。

もちろん、慣れてしまう事もあるけど。
私の場合、元々が撮影→簡単な加工(最近ほとんどしないけど)→Flickrへの写真アップロードをiPhoneでやってた為、慣れました。前までウォーターマークつけたりもiPhoneでやってて(PicShopというiPhoneアプリを使用)、それ自体は言うほど手間ではないんだけど、やったりやらなかったり。

・処理が重い事もある
パソコンと比べるとやはりスペック的に劣る為、処理が重い事があります。すぐ開いて作業開始出来ても、そこで重かったりするとストレスを感じる為
注意。これは作業内容によるので個人差があるけど。
ポメラ感覚で文章入力端末として使う、くらいのシンプルさならば、激安ノーブランドタブレットとかでない限り、現行機種を買ってれば問題なしだと思います。
ちなみに、iPadでPagesというワープロソフト(前は有料でしたが今はOSX版同様無料で提供されています)を使う場合、写真の配置や拡大縮小といった処理は、パソコンでやるより便利な気がします。直感操作。
私はそもそもそういう文章作成をしないけど。

・全角/半角切り替え、変換が特殊
iOSならば、コマンドキー+スペース、AndroidやFire OSならばシフトキー+スペースで切り替え出来ます。これは完全に慣れ。念のため記載するとATOK PadというiOS用メモアプリだと、オプションキー+スペースで切り替えます。
Androidの場合、全角/半角切替キーがついたキーボードならば、そのまま機能すると思います(ノートパソコン型Android端末では普通に使えてたというだけで未検証)。
変換に関してはコントロールキーやファンクションキーでカタカナにしたりする習慣がある人は、出来ないので特に注意。

タブキーで予測変換を選んだりとかも、iOS以外のATOKや、iOSのATOK Padというメモアプリだと出来るけど、それ以外では出来ません。

ちなみにこれら全て、個人的には作業に支障がないレベルで慣れました。

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◎結論

・デメリットを理解した上で使えば便利
タブレットが登場した当初は、文章入力はポメラにはかなわないかなと思ってたけど、そこから数年経過した今、専用機ならではの手軽さはポメラに分があるけど、他への連携が容易な点などはタブレットやスマホの方が上なので、自分に使いやすくなおかつ邪魔にならないキーボードを見つけられるかどうか次第だと思います。

ポメラとの比較で言うと、ネットにアップロードだとか、メールだとか、ブログ更新だとかは、もうすでにタブレット+Bluetoothキーボードの方が上だと思います。iPadはiOS8になった現在でも前述の通り、ATOK for iOS等でBluetoothキーボードが使えないので、タブレットはiPadよりもAndroidかFire HDシリーズに分があるけど。

私はiPad miniでこれを入力してるけど、変換も前に比べたら利口になってるので、予測変換が邪魔してゴミが付属したりといった、細かい誤操作は多少あったりはするけど、慣れました。

上記の事を踏まえた上で、私個人の感覚では、iPad mini+Bluetoothキーボードの組み合わせでも、ポメラより便利かもと思えました。現時点ではiPad版ATOK for iOSでも全角スペース入力出来ないのがネックだけど。

あとは自分にあったキーボードが見つけらるかどうか次第。

結局のところ、慣れる事が出来たらこっちのもの。慣れたらではなく慣れることが出来たら。その為、妥協出来ない部分を減らすか解決する事が大事

この結論に達するまで、Bluetoothキーボードは本当に沢山買いました。カバー式やら折りたたみ式やら小型やら。



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