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1000円札のススメ。打ち合わせの時に使う文房具は相手に失礼のない物を使おう。

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人との打ち合わせの時に、チラシの裏だのミスプリントだのでは、相手にどう思われるかわからないし、そんな事でせっかくのチャンスを失ったら馬鹿馬鹿しいです。

また、紙に書いておけばいちいち脳に記憶しておく必要もないし、携帯が圏外だからgoogleカレンダー確認出来ない、みたいな事もありません。

別に無駄に高級なノートとペンなんか使わなくても良いから、最低限、自分が良いと思ったペン、書きやすいと思ったノートを選ぶようにしましょう

ノートとペンなんて105円づつの210円で十分だよっていう人も多いと思いますが、それでも構わないと思います。大事なのは使ってる文具の金額ではなくちゃんとした打ち合わせがしたいんですという姿勢を相手に見せる事です。

今回は1000円札のススメについて。

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http://www.midori-japan.co.jp/special/worldmeister/02.html
写真はミドリが2012年9月27日に新しく発売したSantina(サンティナ)というオランダ製レザーペーパーを表紙に使い、内部は日本製中性紙の方眼になってるA6ノート。192ページ。

◎1000円を使うと決めて、文房具屋に行く。

100円のノートだと、安かったからいいやとそのまま放置してしまう可能性も高いので、ノートとペンの習慣がなかった人は、最初に買うのは100円以上の普段じゃ絶対買わない人前で使えるノートと決め、品揃えが豊富な大手文房具屋、輸入雑貨屋がオススメです。

あんまり高価な物を最初から買うと、勿体無くて使えなかったり無駄な金を遣ったと後悔してしまうかも知れないので、まずは予算1000円から。いきなり使うという事を踏まえて、買ったらすぐに何か書いてしまいましょう。書いてしまえば人にあげる事も、何かで使う時の為に取っておこうとかいう、訪れない近未来に託す事もなくなります。

持ち歩く事が前提ですが、あんまり小さいと改行が多くなって面倒くさくなってしまう事もあるので、私はA6サイズくらいが手頃でおすすめです。大きさ関係ないならA4のノート。持ち歩かなくなるけど大きい方が絶対に書きやすいです。

 

◎買ったノートに買ったペンでいきなり書いてみる。

書くことがなくて困ったり人にみられたら恥ずかしいみたいな意識が何故か働いて、なかなか書けないかも知れないので、まず表紙とのり付けされてて開きづらい事が多い、一ページ目を無視して2ページ目、もしくは更にもう1枚めくって4ページ目から書くのがおすすめです。

そして、ノートの中身は自分しか見ないので大丈夫です。常に持ち歩くので外出時に見られる事もないです。

まずは購入日と店名、価格とか、そういう一見意味ありそうな、どうでもいい事から書き始めちゃいましょう。恥ずかしくないならば名前

こまかくびっしり書くとあとで読みづらくて目に入ってこなくなるので、A6などの小さめのノートは特にそうですが、お前はカルタかっていうくらいの文字数でも構わないと思います。

余白があれば後で、書き足せるし。自分しか読まないから汚い字でも、全部ひらがなでもOK。

私のオススメとしては、字は大きく書いて、漢字はカタカナ。これだけで、書く速度も速くなるし、後で読み返せないなんて事も減ります。

A4ノートを縦開きにして無理やり使ってます。A4方眼ノート購入済。

◎ノートは1冊で十分。

今でこそシチュエーション別に下書き用のノートやメモ帳を各所に用意する事で分冊してますが、基本的には仕事関連のスケジュール帳と、それ以外の何でも書くA6ノートの二冊だけです。メモ帳はロディアの13ドット方眼。ロディアのメモ帳は安いし書きやすいです。

ノート選びが楽しくなってきたり、使っていく内に、増えて行ったり用途別に分かれてきたりしますが、最初は何でもかんでも1冊で十分です

むしろ変にこまかく用途別にわけたりして、ちゃごちゃ書いておくと、どこに書いたかわからなくなって面倒くさくなって何にもしなくなります

 

◎馴染めないノートやペンはさっさと見切りを付ける。

無駄です。自分に合わない、もっと使いたいノートが出てきたら気安く乗り換えてしましましょう。自分には合わなかった本やつまんない雑誌は全然読まないで捨ててしまうのと同じ感覚

こんなくだらない事でモチベーションを下げられるのは無意味です。

 

モレスキンとダイスキン
ダイソーのモレスキン風ノート通称ダイスキンとモレスキン。

◎最初は100円ショップじゃない方が良い。

100円ショップで買ったものは何故か大切にしないのです。
紙に書く習慣が既にある人や、常に品薄のモレスキン風ノート、通称ダイスキンの様なものは別ですが「100円だからいいや」と、最初に何かをちょこちょこっと書いたからってそのまま放置して、早い段階でゴミになってしまう可能性が大きいです。

だからこそ、1000円予算でノートとペンを買うというのが大事なのですが、不思議なもので興味のないもの、興味がなかった物への1000円(ノートとペン)はなんとなく高価に感じても、同じ金額で大して読みもしない雑誌二冊に同じ金額を払っても別に高価に感じないものです。

ただし、ダイソーに関してはもはや独自の文具ブランドと行って良いくらいで、どこかで見たようなデザインのものが多いですが、ダイソーでしか存在しないものも増えてきたので、デザインやサイズ、機能性で気に入ったのならば、迷わず買って使ってみましょう。

それこそ迷ってる時間の方が高額で無駄です。ダイソーは105円以上の商品もありますが、ノートとペンは殆どが105円商品です。

若干矛盾してしまいますが、価格ではなくて使いたいものを使うのが大事なのです。

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◎好きな物を使う事の重要性、無駄に書く事の重要性。

有用なアプリケーションを入れ、壁紙を設定し、気に入ったケースに入れて使うスマートフォン、お気に入りの服、好きなブランド小物。

こういったものと全く同じ感覚で、好きなペンを使って好きなノートに書いてると、理屈抜きで楽しくなってくるし、使い終わった時の達成感も高いので、どんどん無駄に書いていくのがおすすめです

その時は無駄に書いてると思ってても、無駄かどうかを判断するのは近未来の自分なので、書いてる時は情報を取捨選択しない事が大事

今は覚えてても「この前行きたかったラーメン屋なんだっけ」なんて時に、脳を一切使わないで参照するだけ済むので、何でも書く事で無駄に脳を使わなくて済むようになる、というのも大きなメリット

 

◎何かに情報を残しておくという行為自体はとても大事。

それはノートじゃなくても、例えばGoogleカレンダーでもEvernoteでもメモ帳でもなんでもいいんだけど、とっさの時はやはり紙とペンが一番手軽です。

例えば人と話してる時や打ち合わせ中。スマートフォンを目の前でいじるのは、前ほどは嫌悪感を与えませんが、それでも気兼ねして携帯にメモできない事があるかも知れません。

ノートとペンなら、特に何も思われないと思うし、そこで自分が気に入って選んだペンとノートを使えば、さほど気恥ずかしさの様なものも感じないと思います。そしてすぐ慣れます

ノートに書くという行為は全然変な事じゃない。

ぱっと耳にした映画のタイトルや書籍タイトル。目についたちょっと気になる広告や、後で調べたいと思った単語。
こういったものは、意外と忘れてしまうのも速いので、さっと紙とペンでメモってしまえば一瞬で済みます

◎とにかく何でもかんでも書く

1冊のノートに何でもかんでも書くことで、無理やり手書きの習慣を付けてましたが、一冊を使い終わった段階での充実感が忘れられなくて、書きグセがついたのかもって今回のblogの文章を書いてて自分で発見しました。

ノートとペンは使ってこそなので、自由に使ってみると良いと思います。ルール付けは挫折の要因の一つになりかねません。

私は歴史に名を残すレベルの悪筆ですが、ゆっくり書くとマシになるという事を発見出来たので、とっさのメモ書きは専用のノートに殴り書いて、後でまとめ用のモレスキンに清書しています。

別に殴り書いてはいない時とかは、メモ帳等をそのまま貼り付けちゃう事もあるけど。

ノートの使い方は人それぞれなので、無理に真似せず、自由に使うのが良いです。まさに言葉の通り適当が一番。

 

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