お金の浪費を惜しむ割に、時間をもっと浪費している人も同様です。
わかりやすく言うと「交通費をケチって歩く」なんて言ってる人は、自分の給料を時給換算した場合、その程度も稼げてないのかとなってしまいます。日本に住んでいる以上、そこまでの低賃金は大半のケースでは有り得ない筈です。1時間歩くとかではなく、20分歩くなんていうケースでも結局は同じ事。
これは収入の大小の話ではなく、「そこまでお金が苦しいのならば、なんでその時間分働かないんだ」という話になってしまい、どう足掻いても人に良い印象は与えないと思います。
「無駄な努力で小銭をありがたがる前に働けよ」と思うのは当然の話。
後述しますが、「毎日長時間働いてるから、これ以上働くなんて不可能」というのであれば、尚の事、少額をケチらない代わりに得た時間を休養に充てて、働く体力、気力を養うのがベストです。脱根性論、精神論。
|時間の浪費で少額を守らず、その時間分を働く。
前述例の続きですが、毎日、長時間働いてて苦しいならば、それこそ少額の交通費をケチらず、その時間を休養に充てるのがベストと考えましょう。高負荷ダイエットなどもそうですが、根性論、精神論は長続きしません。大事なのは効果的なシステム作りです。
日本ではそこまでの低賃金労働は認められてないし、その時間分働けばもっと収入が増えるのはわかりきった事で、どう解釈するにせよ、自分の収入を時給換算した金額よりも圧倒的に少ないであろう少額をケチって時間の無駄遣いをするのは、おかしな行動です。
本当は、自己投資を惜しむのは勿体無いという意味の内容を書こうと思ってましたが、時間の浪費をしたがる人こそが「お金を稼ぐためにお金を使う事」が理解できてない人達と言えると思ったので、冒頭に書きました。
なので、これ以降は、自己投資を惜しまないという話が主題になります。
|自己投資は惜しまない。
自己投資をすれば、しただけ自分に返ってきます。ソースは私自身。
「=お金」と考えて貰っても構いません。同じ事。
すごい漠然としているけど、「自分にとって必要な勉強をする為にお金は惜しまない」という意識を持つだけで、随分と違うんだなとわかり、人間成果が出ると嬉しくなってくるので、ますます自己投資を惜しまない様になってきました。
|自己投資という言葉を言い訳にするのは危険。
自己投資を惜しまないといっても、私は特別お金にゆとりがある訳ではないので、限られたお金の中から可能な限りでしか使っていません。
その為、自分にとって意味がある事かどうかに対しては、割と深く追求して考えています。
例えば、私は経営者でもあるので、当然備わってなくてはならない知識、概念としてマーケティングやマネージメントがありますが、それだけではなく、自分では業務として殆どやってない会計や貿易実務といった事に関しても、それこそ立場的に「自分がやらないからと言って知らないでは済まされない分野」なので、勉強しています。
話が逸れますが、不得意なものを無理に自分でやる必要はなく、何でもかんでも一人でやるよりも分担してチームで動いた方が物事は合理的に動きます。ですが、それは「丸投げして良い」という事ではないので、プロジェクトのリーダーならば全てに対して、最低限の事は把握しておく必要があると考えています。
|必要な勉強だけを頑張る。必要な自己投資だけをする。
必要性のある語学習得、自分の将来に生きる資格取得、こういったものが本来の「自己投資」です。ただ漠然と英語を習ったり、特定の勉強をしても全く意味がありません。
大事なのは目的意識を持つ事。例えば、目的があり自分にとって意味がある事ならば、異業種についての勉強なども良いと思いますが、そうではないのならば、全く無意味。ただ漠然とマネージメントの本を読んでますだとか、中国語講座の教材を買ってますとかでは、何の意味もありません。
勉強のための勉強や、人に勉強していると言いたい為だけの勉強など、やっても無駄です。自分にとって意味のある事だけをやりましょう。
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