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結論。セルラー版iPadのテザリングはモバイルWi-Fiルーターの代用にはならない。

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iPhone5はモバイルデータ通信をオフにした上でWi-Fi専用で使った上での実験です。

ダメな理由は2つ。

※追記。iPad、iPad miniから行うBluetoothテザリングは、iPhoneに対してのみ非対応です。iPhone→iPadのBluetoothテザリングは出来ます。
ソフトバンクモバイルのサポートに問い合わせ確認済みです。蛇足ながらファイル転送などは標準では出来ません。
Bluetoothテザリングは速度が遅いのが難点ですが、バッテリーも長持ちするしWi-Fiと違って、接続が切れたりしないので便利なのですが、残念。

 

1,すぐ接続が切れる。
iPhone5を使わないでしまってると通信が途切れて、iPad miniのテザリング自体がOFFになってしまう為、いちいちiPadのテザリングを再表示させないとならなくて面倒くさいです。Galaxy S3などのAndroid端末や、Wi-Fiの自動OFF設定をオフに出来るイーモバイルのPocket WiFiの様な端末と違って、テザリングでiPadをWi-Fiルーターとして使う事が出来ない最大の理由です。
これが、iPhoneのテザリングでiPadを使うとかならば使う時だけテザリングをONにすれば済むし、再接続もiPadよりは楽なので、もしテザリング端末がなんでも良いならばiPhoneだけで使うのをおすすめします。一番のおすすめはイーモバイルやWiMAX等との併用です。イーモバイルはウィルコム同様東日本大震災時もネットワークは使えました。

2,iPhoneとは別にiPadのテザリングに接続し続ける端末を別途持ち歩いてても、接続がおかしくなる。
ならばと、常に通信を掴み続ける様にKindle Fire HDを一緒に持ち歩いて、iPad miniのテザリングに接続しっぱなしにして持ち歩いてみました。これによってiPad miniのテザリングが自動でOFFになる事はありませんでしたが、テザリング接続されていてなおかつLTEないし3G圏内なのに通信ができなくなる症状が多発しました。主に圏内と圏外が繰り返される地下鉄でおかしくなるので、地下鉄移動とかがなく基本的に圏内の人は問題ないのかも知れません。

しかしkindle Fire HDはなぜ常にネットワークを掴み続けてくれるんだろう。Android端末の特性なのかな。今度はGalaxytab7インチを持ち歩いてiPad miniのテザリングWi-Fiを掴み続けた状態にして持ち歩いてみます。

もしAndroidの特性ならば、iPhoneのバッテリーの持ちがAndroidよりはマシな理由は、この辺りにあるのかも。モバイルデータ通信オフ運用だとAndroidみたく常にWi-Fi掴み続けてくれていた方が便利だけど。

どちらにせよ、どうしてもタブレットの様なバッテリー大きめのデバイスをWi-Fiとして使いたいというのであれば、Android端末をおすすめします。私は通信機能を備えた(携帯電話会社と契約した)Android端末は、HTC製とSamsung製しか触った事がないので、それ以外の会社の製品はわかりません。

 

5件のコメント

  1. Androidのwifiの詳細設定でスリープ中のwifi設定とうのがあって、これを常にONにすると端末がアイドル中もwifi接続が切れなくなります。このデフォルト設定はメーカーにも託されているところもありますが、android4.0登場以降はgoogleがデフォルトを変えてきたので、ONで統一されつつあります。

    1. Androidは2.3だったかくらいまでしか知らなかったけど、Wi-Fiのつかみはよくて、Kindle Fire HDは4.0ベースで3G回線とかはないけど、同じくWi-Fiのつかみはよいから、スリープ時の設定がオンなのかな。
      Kindle Fire HDはAndroidベースだけど似て異なるものだから設定項目とか結構違うところも多かったよ。

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