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【PR】Windowsの動画編集ソフトEaseUS Video Editorを使ってみた

この記事の所要時間: 148

EaseUS Video Editor
https://jp.easeus.com/multimedia/video-editor.html

 無料体験も出来るので、まずダウンロードしてインストールしてみましょう。体験版でもウォーターマークが入りますが出力可能で大半の機能が利用可能です。

 初心者に使いやすいと公式サイトにも書かれていますが、その通りだと思います。まずUIが優れているので直感操作が可能です。しかもフィルターや文字エフェクトなども豊富なので、なにより使ってて楽しいです。これ大事!

 私は普段、Final Cut ProとAdobe premiereを使ってますが、同じような事が出来る機能が沢山備わっています。そしてそれらプロユースのソフトと比べて機能がごちゃごちゃしてないので迷わないと思います。

 それでいて豊富な機能。例えばクロップやモザイクといった割と汎用性が高い機能はフィルタではなく専用アイコンが用意されていたり、逆再生や動画の回転(横持ち動画が縦動画になってる時とかにも使う)色の調整などは全て「編集」に入ってるので迷いません。

 ソフトの使い方を紹介してみます。本当に簡単!

下につづく

説明の前に

 正直に言うと、このソフトの事をなめてました。レビュー依頼が来た時は「きっと簡易的な初心者向けの動画編集ソフトなんだろうな」と思ってたけど、そんな事ありませんでした。依頼されたレビューだから褒めまくってるんだろうと思われそうですが、それはハッキリと否定しておきます。

 大げさではなくピンポイントにpremiereと比べても遜色ない機能で、マルチアングルで動画を作るとか言わなければ、大半の人はEaseUS Video Editorで十分だと思います。ちゃんと多くの機能が備わってるので、スマホで動画を作るのに限界を感じてる人は特におすすめ。絶対に世界が広がります。

 さらに効果音や音楽など、本来なら動画素材として買わなければならない様なものが予め沢山用意されていて、それとは別にオンライン素材もあるので、スマホで撮った動画と写真だけでオリジナルムービーを作ろうといった入り口に最適なソフトだと思います。今、スマホだけで動画を作ってる人で、Windowsを持ってるならばこのソフトの購入を検討して良いと思います。

 動画作成ソフトは大体どのソフトも操作方法が同じなので、スマホで作ってた人は違和感なく説明も読まずいきなり作れると思います。実際、私はこのソフトを使う上で説明は全く読んでません。

 階層が深すぎず、項目も多すぎず、UIも秀逸だなと思いました。

機能説明

 インストールして起動するとこの画面が表示されます。スマホ横持ちは16:9でテレビとかと同じ比率です。4:3は昔のテレビ規格サイズです。この動画編集ソフトは最初から縦持ち撮影動画も想定していて、簡単に変更出来ます。
※基本的に動画は横持ちで撮影しないと使いづらい為、縦持ち撮影は想定してない事が多い。

 初回起動時にいくつか簡単なチュートリアルが表示されますが、操作は至ってシンプルなので直感で使えると思います。また、項目が多すぎない為、迷う事もないと思います。

 素材(動画や写真、音楽など)はドラッグでも「ファイル」から「インポート」でもどちらでも追加可能です。

 この素材タブはドラッグした動画が全て登録されます。これは1つの動画用とかではなく、共通素材置き場となります。

 インポート中はこのダイアログが表示されますが、数点の動画程度なら一瞬で読み込み終わります。

 動画は素材からドラッグか「+ 」をクリックしてトラックに追加します。下のトラックに動画や音、テキストやフィルターといった各機能のパーツを並べていきます。

 実際に一つ動画をインポートしてみた状態です。ここで動画をダブルクリックすると右カラムのプレビュー画面に動画が表示されます。下のトラックに動画が並んでる状態でも、素材をクリックすると内容確認出来ます。

 この内容確認動作はフィルターやミュージックなど全てで共通してます。効果音がどんな音か試したい時も、どんな効果のフィルターなのか試したい時も、確認したいものを選んでダブルクリック。

 そして素材から「+」をクリックするか、下のトラックにドラッグする事で、どの素材を使うか選択して行きます。

 動画が一つだけだと判りづらいので、素材に何点か動画をインポートしてみた状態です。こうやって使うかどうかわからないけど、とりあえず何でもインポートして、あとで作るときに取捨選択していくのが手軽なのでおすすめです。

 アイコンは観てわかりやすいものばかりですが、マウスカーソルを重ねると説明が表示されるので操作で迷う事はないと思います。そして、ごちゃごちゃしてないので、どこにあるのかわからないといった事もないと思います。

 また自動保存がデフォルトで5分に設定されてるので(変更も可能)、仮にソフトが強制終了してしまったとしても、再び起動したときにこの様な表示がされて復旧してくれます。

 左からアンドゥ、リドゥ、編集、分割、デリートです。

 分割はトラックで動画やフィルターなどのパーツを選択するとハサミアイコンが選択出来る様になり、再生位置起点に分割してくれます。

 この様にアイコンが横一列に並んでいて、編集は様々な設定項目がありますが、他は全てピンポイント機能です。この項目のチョイスが絶妙で手軽さに繋がってると思いました。

 編集は、ビデオタブとオーディオタブの二つあり、ビデオタブはこの様に沢山の項目が縦に並んでいます。収まりきらない場合は上下スクロールで残りの項目が出てきますが、プレビューやトラックカラムも含め、全カラムサイズをマウスのドラッグでサイズ調整可能です。

 例えば右のプレビュー画面は小さくていいから、左の各選択画面は大きくしたい、などが出来ます。各カラムの端をドラッグしてサイズ調整。

 オーディオタブは音量と各パーツのフェードインフェードアウト設定が出来ます。音がブツっとなってしまう動画だけど最後まで使いたいという場合は、ここでフェードアウト設定したりします。

 これはクロップ。動画で使いたいところを切り抜いて拡大したい、といった時にここで調整します。「アスペクト比を維持」にチェック入れると、指定してある比率を維持したまま切り抜き部分を選択出来ます。

 もちろんアスペクト比を維持しないで変形サイズの切り抜きも可能ですが、基本的にはアスペクト比を維持したまま切り抜くのが一般的だと思います。

 このように、クロップで指定した範囲内が実際に利用する範囲となります。右側のプレビュー画面を見ながらマウスで調整します。

 これはズームもほぼ同じ操作です。ズームは選択した部分をズームインアウトする機能で、速度やいつズームするかなどはトラックの方で指定します。

・ズーム効果の範囲調整

 この真ん中の黄色い部分が適用範囲です。真ん中をクリックする事で選択出来るので、ドラッグで長さを調整します。また、黄色い部分をクリックしてデリートすると効果だけを消す事が出来ます。

 アスペクト比を維持しないサイズでズームする事も可能で、この写真の例だと4秒までズームインアウトした後は普通の動画に戻ります。

 モザイク
 これは使いやすい場所にあって便利。スマホで録ったのはいいけど、車のナンバーが映ってたとか、人を消したいといった時に手軽に直感的にモザイクがかけられます。

 フリーズフレーム
 この機能は要するに選択部分を画像化してくれる機能です。これも使いやすいところにあると便利なアイコン。

 例えば、動画素材では人が映り込んでしまうので3秒くらいしか使えない、みたいな時にこの機能で人が映ってない部分を画像化させて使ったりします。個人的にも多様してる機能です。

 持続時間を設定
 動画や音楽、画像などあらゆる素材の長さを数値で指定出来ます。直感操作でドラッグする事が多いですが、厳密に4秒が良いとかいった時に使います。これも使いやすいところにあると便利な機能。動画編集の事をとても研究して作られてるんだなというのがよくわかる秀逸なUIだと思います。

 アフレコ
 これも自分でナレーション入れたり、実況動画作ったりする時に便利な機能だなと思いました。深い階層をたどらなくてもすぐ出来る手軽さ。
※購入しないとノイズ軽減機能は使えません。

 アフレコを録ると、音声トラックに追加されます。ちなみに最初からついてくる音楽や効果音素材(画面上部左「ミュージック」)も音声トラックに追加されますが、複数のトラックが使えるので音楽流しながらナレーションを入れるといった使い方も可能です。

 画面上部右側の「ファイル」から新しいプロジェクトの作成などのファイル操作が可能です。編集や出力はここにもあります。

 そしてこれが面白い機能。音声文字変換機能です。中国語と英語のみなので、試しに「グッドモーニング」喋って変換させてみました。

 余談ですが縦動画の時はこの様に右側のプレビューが縦長画面になります。アスペクト比(動画比率)は右側のプレビューカラムに常に表示されています。

 無料版は3回までしか利用出来ません。

 短い動画だったため変換はあっという間。

 変換が終わるとテキストトラックにサブタイトル(字幕)が追加されます。音声と同じタイミングで自動で並べてくれるので、これ、英語の書き出しとかで使う人にとっては本当に便利だと思うし、この機能の為にEaseUS Video Editor買う人もいるかもと思うくらいの機能だと思います。

 うっかり縦動画の比率のまま横動画を読み込んでしまった為、縦長になってますが、右側のプレビュー下部に「good morning」と表示されてます。
 すごい!!!!! わかりやすいように拡大画像も。

※検索用補足。横動画が縦動画になってしまってる場合や、縦動画が横動画になってしまってる場合は大体、このアスペクト比の設定が違ってるからです。起動時に正しいサイズを選びましょう。そういう意味でも最初にわかりやすく表示してくれるこのソフトは便利だと思います。

 サブタイトルはテキスト項目と同一なので、文字の表示スタイルや色、フォントなども自由に変更可能です。

 設定
 画面上部右上にある「︙」が設定です。
 絶対に横持ちでしか使わないとかならば、デフォルトのアスペクト比を16:9にしておくと便利かも知れません。

 画面上部左の「テキスト」からは様々なスタイルを選択出来ます。中にはオープニングで使いやすそうなものなども沢山あり、エンドロール向けのものもあります(EndStyle1は下から上に文字がスクロールする)

 各トラックにある鍵マークをチェックする事で変更不可に出来ます。動画編集してると操作ミスで消した事に気付かないで作業すすめて後で気付いてundoも出来ないから作り直しなんて事もあるので、完成したトラックは鍵をチェックしてロックさせておくのもおすすめです。

フィルター
何でも無い動画を変化させるのに最適なのがこのフィルター。トリッキーなフィルターが沢山あるので、これだけで遊んでても飽きないです。むしろ別途高額なプラグインを買ったりしなければならないプロユースのソフトより、単体で出来てしまうのこのEaseUS Video Editorの方が良いなと思えるのがこの豊富なトリッキーフィルターです。

 オーバーレイ
 動画と重ねて使う素材です。フレームもあれば、花火や飛び散るお金のCGなどもあります。これもフィルターと並んで充実してると便利な機能。というより、こういう素材は普通付属しないで別売りだったり、動画素材集を買う必要があったりするので、最初からこれだけ入ってるのはとても便利だと思います。直感で作る為には素材が沢山あった方が有利。

画面切替効果
動画と動画の継ぎ目をどう切り替えるか。もちろん何もさせないで普通に切り替わってもいいんだけど、渦巻きや集中線など様々なスタイルが用意されてます。

 オンライン素材。言葉の通りオンライン素材です。便利! VIP(有料版)専用の素材もありますが、無料でも使える物が沢山あります。

 ミュージック
 音楽だけではなく、効果音も収録されてます。中には有名ゲームのアカペラとかも入ってたりします。

 タイムラインに適するようにズーム
 まとめて素材を読み込んだ時とか、これを選択すると自動で一画面で見やすい画面サイズに調整してくれます。

フィルターの使い方

 フィルターの使い方さえ覚えてしまえば、それだけで世界は広がるので、ちょっと改めてフィルターの使い方を詳しく説明しようと思います。

 基本的には素材をトラックに並べるのと同じで使いたいフィルターをトラックに並べます。

 フィルターの範囲やフィルター開始地点の指定もこの用にフィルタートラックに置いたパーツを移動させたり長さを変えたりする事で調整。

 これだけ。つまり、素材を選んでトラックに並べるというルールさえ覚えてしまえばそれだけで使いこなせます。

 フィルターは重ね崖可能で、ドラッグ(または+)で、この様にフィルタートラックが1つ増えます。

 このトラックの様に1つのフィルターから2つのフィルターになって、最初のフィルターが消えて1つのフィルター効果だけになる、といった使い方も出来ます。

 この動画がスケッチタッチになるフィルター面白い!

 エンドロール。これはフィルターではなくテキストに最初からあるEndStyle1という効果で、スクロールします。文字はプレビュー画面のテキスト枠内をクリックで直接入力します。

 このように位置を変えたりサイズを変える事も可能です。ドラッグするだけ。

完成したら出力

 オーディオもステレオモノラル変更可能です。

 設定はよくわからなければ、そのまま出力してしまっても良いと思いますが、品質を「高」してあとはそのままでも良いと思います。

 ビデオ設定で解像度やエンコーダ、フレームレート、品質などを設定出来ます。1920×1080(いわゆるフルHD画質)は有料版のみ。フレームレートはiPhoneで60フレーム撮影してるならば、ここでも60フレームにすればぬるぬる動きます。

 出力後に音を鳴らして知らせる、といった出力完了後設定も可能です。

 出力で動画プラットフォームを各種選べるのも便利。

アクティベーションも簡単

 購入するとアクティベーションコードがメールに送られてくるので、入力すれば即登録完了です。未登録の場合右上に常時「アップグレード」と表示されてるので、そこをクリックするだけでこの画面を表示可能です。

 プランは各種あるので詳しくは下記URLを参照して下さい。
https://jp.easeus.com/multimedia/video-editor-buy.html?linkid=videoeditor_page_table

 初心者にも使いやすいけど初心者専用ではないEaseUS Video Editorは、スマホでの動画作成に限界を感じてる人、今使ってる動画編集ソフトでは出来る事が限られてるといった人がステップアップとして買うのに最適なソフトだと思います。

 最後に、どんだけ手軽かわかりやすい様に5分で作った動画をおまけで貼り付けておきます。テキトーなのをごまかす為ではなく、さすがに5分はギリギリで最後かなり慌てました。こんなのウソつけば良いんだろうけど、真面目に5分以内に頑張って作りました。なので最後はギリギリ感が出てると思います。

 元動画は自前ですが音は全て表示順で付属してる素材を使ってます。

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