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残念だけど「悪人ではないクズ人間」は存在する

この記事の所要時間: 336

 大悪党のようなわかりやすいクズ人間の方が世の中少ないです。

 自分に甘く、人を利用するだけ、して貰った事は忘れて気に入らない事に文句ばかり言う。

 こういうのは自分を弱者だと思ってる人に多く、自分は人に何かをして貰って当然で、人に対する評価は基本減点法で加点はなかったり少なかったり。0点からスタートしてるのに加点は1点。減点の100点といった思考なのを「私は弱者だから」という免罪符をなんなら公言して正当化してきます。

 こういう人に寄生されて疲弊してしまうのはよくある事。そしてそういうクズ人間に育ててしまったのは自分かもしれないという事も大いにありえます。

 念の為言うと人の助けが必要な人と一見似てそうですが、全く違います。

下に続く

心優しい人に寄生するのでクズに育てない

・クズ予備軍、クズではない人すらもクズ人間になってしまう危険性

 人間は楽な事が好きです。だからこそクズではない人すらもクズになってしまうので注意。

 利用できる人間、自分に対して何かをしてくれる便利な人を探し求めてるので、一度見つけると、相手の心の優しさに付け込んで徹底的に寄生してきます。

 これ、自覚ない人も多いと思います。自分は弱者だから人の助けを貰って仕方ないという思考の拒否

 こういう人は何をしても本質的には感謝されず、どうでもいいことによる減点の方が果てしないので、あなたにとって何かをしてくれる人でないならば、何かをしてあげる必要はありません。

 これは苦労の繰り返しや不幸な経験などでそういう考えになってしまったとかもあるかもしれませんが、あなたにとって関係ない事。過度に寄生されて利用される理由にはなりません。

 いつもよくして貰ってるのに、何か一つ気に入らない事をされた途端に、発狂する様な人は要注意。いつも良くして貰ってるという感謝があるならば、そんな行動はとらないはずだし、そもそもが思い込みや誤解が大半だし「わがままで我慢が出来ないし疲れたくもないから相手が譲歩して欲しい」という思想の人ばかりなので、あなたが一切悪くないケースもとても多いです。

幸福か不幸かを決めるのは自分自身

 親が毎月10万円もの大金をくれるとする。これを「たった10万円しか貰えないなんて私は不幸だ」と、毎月その数十倍、数百倍貰えてるセレブと比較して不幸だと思ってる人もいれば、毎月自由になるお金が1万円増えただけで心底幸せだと思う人もいます。

 どちらが人生幸せかは言われなくてもわかると思います。

 欲望は果てしないので、何かと比較してたらきりがありません。人は人。自分は自分。

 なので常に不幸であるというスタンスでいる、そこそこ恵まれた人は、人の善意に付け込んで恵まれた状況になってる人も多いです。

 そもそも心優しい人は、困ってるから助けるのではなく「助けようと思ったから助ける」というのが大半だと思います。心優しい人が疲れて、心優しくなくなってしまわない事を願って、クズ人間には注意してほしいなと思います。

 クズ人間はクズ人間なので、客観的に見ると、残念な人生を望んでる風にすら見えてくるはずです。

 最後に繰り返しますが、人の助けが必要な人と一見似てそうですが、全く違います。

 クズ人間に時間を費やすならば「あなたの事を大切にしてくれてるかどうか」を判断基準にすると良いと思います。

・望んでない事を押し付ける人、善意の押しつけは迷惑

 迷惑な人ついでに、これも触れておきます。押し付けは迷惑です。

「この前プレゼントしたのにプレゼントしてくれないのはおかしい」みたいな事を言う人もいますが、望んでない事を押し付けてるくせに見返りを求めるならば、最初から見返りなんか求めない。

 とはいえそもそも世の中多かれ少なかれ、見返りを求めて何かをするのが大半なので(例 仕事)個人的な交友関係ですらそのルールは当てはめるべきではありません。

  逆からしたらはっきりいって迷惑な事が大半だと思います。頼んでない。望んでない。

  なので、善意の押し付けをしてるくせに一方的に見返りを求めてしまわないように。


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