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AmazonタブレットFire HD 10を買ってみた2018年版

この記事の所要時間: 730
Fire HD 10 2018年モデル

 安いので粗雑に扱える上に、まあまあ高性能なのでFireタブレットはKindle Fire HDの頃からHDXになり現在のFireになるまで買い続けてます。
 今までは基本的に7インチでしたが、今回初めて10インチモデルを買ってみました。

 用途は横持ちでの読書ですが、epub形式より漫画や専門書等の画像タイプの本を読むことが多いです。


結論。買って良かったです

 とにかく安い。15,800円。値段の割に高性能なので、普通に使う分には不満ないと思います。Fireシリーズは基本的に安いのでケースも使わないし(軽量化)保護フィルムも貼りません。
 iPad 9.7インチ2018年モデル(MRJN2j/a)も持ってるけど、Fire HD 10は読書専用。
 専門用途でいうと、テキトーな折り畳めるコンパクトなスタンドを傍らに置いといて、映画を観たりプライムミュージックで音楽聴いたりする時だけ立てかけるのも良いと思いました。

 以下、女子柔道部物語5巻の試し読み可能ページと、Cubase9シリーズの本の試し読み可能ページをそのまま引用。最初の2枚がFire HD 10。次がiPad 9.7です。
あえて上下にKindleアプリの操作画面等を表示されてます。
iPadのKindleアプリは明るさ設定最大にしてます。

 大差ないと言ってしまえばそれまでですが、左右の余白があるぶんFire HD 10の方が見やすいと感じました。ピンチインアウトの拡大速度とかもどちらも大差ないと思います。

 そもそも7インチタブレットとかスマホだと小さくて読みづらい本や、見開きで読みたい本の為に買ってるので、2018年モデルのiPadを持ってる人がわざわざ買うとしたら、私みたくケースもフィルムもなしで使って、ケース+iPadより軽くするとかじゃなければ、Kindleやプライムビデオが買いやすいからそれ目当てというのも良いと思います。地味に便利。
※iPhoneとiPadのiOSはApple系以外はアプリから直接購入できず、Safariからじゃないと買えない

値段が違うのでFire HD 10とiPad 9.7の比較はナンセンスだけど比較
 本体の大きさはほぼ同じくらい(横持ちにするとややFire HD 10の方が横長)だけど、液晶がFire HD 10の方が大きいので同じようなサイズでより大きく見える様に感じます。

 ただし解像度は後述しますがiPadの方が上なので、同じような領域により多く表示できます。当然その分小さくなるけど、いまどきの端末は全てサイズ設定も変更可能です。私はブラウズは最大解像度が良いけど、読書はより大きく表示して欲しかった為、約1.6万円程度と安いFire HD10に興味を持ち購入しました。

 iPadは透明のケースとフィルムを貼ってますが、ケースの分だけ重量が増す為、何も貼らずケースも使わないFire HD 10はiPadより軽く感じるかも知れません。が、300g超えるとそもそも軽いとは感じなくなる重さなので、よっぽど重いケースを使ってない限りは大差ないと思います。


Fire HD 10
解像度1,920 × 1,200 (224ppi) 10.1インチ
サイズ262 × 159 × 9.8mm
重さ500g
価格15,980円(32GB)

iPad 9.7 2018
解像度2,048 × 1,536(264ppi) 9.7インチ
サイズ240mm × 169.5mm × 7.5mm
重さ469g
価格37,800円(32GB Wi-Fi)

※サイズは共に横持ち時。バッテリー持続時間はどちらも約10時間

・映画
 スマホより見やすいと思います。iPad 9.7インチ2018年モデルより大きく表示されて、Fire HD 10だとほぼ全画面表示になる上に横持ちだとスピーカーが左右になってステレオ感があるため、Fire HD 10の方が良いと思いますが、これは粗探しレベル。
 念の為追記。Appleペンシルを使う人でペンホルダー付きのカバーを使ってる人は、それがスタンドになったりするものが多いので、iPadはむしろそうやってペンをいつでも使える様にしておいた方が便利です。

 ちなみにFireでもケースや保護フィルムが使いたいという人は、試しに両方セットの安いやつを買ってみれば良いのではないかなと思います。私はケースも何もつけないで使うのがおすすめです。もし落として割れたら買い直します(買い直した事なし)。

 しいてあげるならば、保護フィルムはガラスのやつを貼れば良いかなと思ってますが、何も貼らない時の手触りが好きなので、何も貼ってません。

・音楽、音質
 音質は別にどちらもそれほど良くないですが、Fire HD 10はシャリシャリしていて、iPadの方がシャリシャリ感がなく低音が効いてます
 ですが、iPadは縦持ちした場合下の左右にスピーカーがある為、ステレオ感はFIre HD 10の方が上です。これは音楽より映画鑑賞とかゲームとかをやってる時に違いが出てくるかも。

ウェブブラウズなどリビングや寝室で使う端末としても便利

 リビングや寝室に置きっぱなしでネット端末として使う、テレビを観てる時のちょっとした調べ物、ゲーム中の調べ物などなど。こういった使い方はタブレットが最も得意とするものだと思います。

 繰り返しになりますが、iPad 9.7の2018年モデルとの比較自体がナンセンスだけど比較すると2画面表示出来る上に解像度も上のiPadに軍配が上がりますが、Fire HD 10は1.6万円弱で買えるタブレットとして考えたら圧倒的に高性能なので、それこそリビング置きっぱなしといった限定的な使い方をしても惜しくないのでおすすめです。

 以降、iPadとの比較はなし。

 Fire HD 10のホーム画面上にある検索ウィンドウに検索したい単語を入力すれば、Webブラウザsilkが起動して検索結果が表示されるので、手軽に検索出来るという意味でもネット端末としておすすめ。

 そもそもFireシリーズの中ではFIre HD 10が一番高性能で、Fire 7とかと比べるとやはり若干動作が早く感じますが解像度もFire 7より上のため、検索時の描画などは言う程変わらない気がします。ネット回線が重いとかじゃなければ、特別待たされてる感はないと思います。

 そういう意味でもネット端末としておすすめ。ちなみに自動で表示される「読書モード」を選ぶと、真ん中に小さく表示されるけどこれは右上の設定部分やピンチインアウトで調整して自分の見やすい大きさに変更出来ます。

単に検索するとウェブ検索になりますが、各カテゴリーによってアプリやKindle、Amazonなどの検索も出来るようになってます。

 マウスが使えないので、アンドロイドタブレットの様にリビングPCみたく使うのには不向きですが(キーボードは使える)、調べ物したり本を読んだりするビューワー端末としてはFire 7より良いと思います。小さいと持ち運びに便利だけど、私の中でiPhone Xと棲み分け出来ないのでRetina iPad miniも全く使わなくなりました。

 ちなみにですが容量はFIre HD 10なら小さい方の32GBで良いと思います。漫画とか大量に買うとすぐ足らなくなりますが、2018年モデルはマイクロSDカードスロットが256GBまで対応してるので、予算に応じて買うと良いと思います。

 おすすめは速度が速いものですが、UHS-3とか高いので、UHS-1を最低条件にすれば良いと思います。128GBか256GBを選んでれば極端に遅いものはないと思います。Amazonは仕組み上同じものとして粗悪コピー品なども販売出来てしまうため、SDカード類は正規メーカー品でAmazonが販売してる商品(発送のみAmazonとかではない)が良いと思います。

毎秒の転送量
UHS-I  104MB
UHS-II 312MB
UHS-III   624MB

 あと当然ながら、意味不明なメーカーや中古は論外です。



 

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