言ってることがこの前と違う
割とよくある話ですが、そんなのは当たり前なので、気にしない事にしてます。その都度その都度で対応して、違ってれば軌道修正して考えも方法論も変わって当然。
ですが、立場によっては言ってる事がころころ変わると周りに迷惑がかかる為、配慮は必要だと思います。
一貫性がないと思われない為に
・言い負かされない為だけの反論は馬鹿がやる事
論破されない為にとにかく反論をしてくる人に多いですが、この前は違う事を言ってたじゃん! と思われない為には説明が必要となってきます。
ですが、いちいち「この前は○○って言ってましたよね?」とか聞いてくる人ばかりではないので、頭ごなしの反論とかはそもそもすべきではないと思います。
ここでは、最初に聞いた計画と二回目に聞いた計画では全然話が違ってた時について。
・伝える努力は大事
これは、自分でもわかってると思うので、面倒臭がらず「前は○○と言ったけど、○○という理由で○○に変わりました」という説明が必要です。
人間は思ってる以上に人の話など聞いてないし、人の考えなど読み取らないので、伝える努力は大事です。
伝えましょう。
これは全てに共通してます。仮に上司などに「いちいちそんな事を報告するな!」と言われた場合、それでも報告が必要だとしたら、なぜ報告してるのかを伝えるべきです。
こういったケースの報告は当人の「確認作業」も兼ねてる為、ミスを減らさないための処置とかだと思いますが、そういった事もちゃんと伝えるべきです。
繰り返します。
伝えましょう。
何故、考えが変わるのか
考えなしに話してるからというのも勿論あると思いますが、そういう人達は計画で行動するのではなく、問題が起きてから対処するという場合も多く、その時その時で正直に答えてるだけの可能性もあります。
私はどちらかというとそのタイプです。
事業などは予算や細かい部分は決めても、行動段階で修正が必要なケースは沢山あります。その時に最良だと思える選択肢を選ぶ事が大事なのであって、最初の計画を何が何でも遂行する必要はありません。
もちろん無計画はダメだし、ちょっとの事ですぐ軌道修正してては、本当に間違ってたのかどうかもわからなかったりしますが、こういった行動も全て経験になるので、失敗も成功も次に繋げる反省材料にすれば良いと思います。
例えば「間違ってると思って一ヶ月で軌道修正してしまったけど、これは早すぎたかもしれない」と思ったならば、次に同じケースが発生したらもう少し様子を見る。そして、そこでやはりダメだったりして「これは一ヶ月で軌道修正して正解だった」という結論になったり「そもそも初期計画段階での修正必要」などの新しい修正点が出て来ると思います。
こういう失敗は貴重なので、沢山失敗して覚えて改善は大事です。
なので、失敗を馬鹿にしたり、この前と言ってる事が違うと頭ごなしに否定せず、相手がなぜ前回と違う事を言ってるのか考えてみましょう。
そこで、単に論破されない為とか、面倒臭がって無計画とかそういう事例だとしか思えなかった時に、改めてあなたがどういう行動すれば良いか考えれば良いと思います。
前回と違うと言う、黙って我慢、黙って立ち去る、黙って軌道修正促す、新たな案を提示。それこそ選択肢は無数あります。
こういう選択肢の正解率を高めていく為には、経験が大事。
無計画にころころと言ってる事を変える迷惑な人
こういう人が上司だったりすると本当に迷惑です。
自分の落ち度ではないという主張、相手が無能だと貶めたいだけにする主張。こういった馬鹿な事を言ってくる人達は多いですが、こういうのも権力を誇示したいとか、ストレス発散してるだけとか、様々な理由があると思います。
ですが、本当に「無計画にころころと言ってる事を変える人」でしょうか?
立場が変わると視点が変わる為、相手の視点で考えてみて、理由を分析してみましょう。
そこで仕方ないと思えたとして、我慢出来るかどうかは別だし、我慢する必要があるかどうかも別です。
こうやって、物事を多角的に考えてみて、それでも理不尽だと思った、我慢が出来ない、許せないという感情が芽生えたならば、その時、その解決策を考えてみると良いと思います。
黙って我慢してても良い事はないので、相手に言う、聞くというのも良いと思います。
メモしてようが録画しようが録音してようが、理不尽に怒る人は、メモしてる事や録音してる事にもいちいち怒ってくると思います。
こうやって色々と考えてくると「単に怒りっぽいだけの人」みたいな人の場合もあるので、やはり分析は大事。
・あなたを守るのはあなた自身
そしてここからが大事。
もしあなたが追い詰められてたとしたら、他人がどう思ってようが、当人がどう言おうが「自分自身の考えを優先しましょう」
逃げて良い事などないと誰もがわかってる事ですが、それでも逃げるという選択肢は絶対に除外しない事です。
逃げる選択肢を持っていれば、考えをころころ変える理由を分析したり、相手の視点で考えたりした上で、相手が間違ってるかどうかの判断もブレにくくなると思います。
こういう事で悩む人達は、大体が「振り回されてて疲れている」というケースだと思うので、敢えてパワハラ的な観点でこの文章を書いてますが、心が弱ってると相手の視点で考えたりなんて出来ないし、なんなら怖くて出来ないなんて事もあるかも知れません。
そういった自分を振り返る手段としても、相手の視点で考えたり、相手が何故違う事を言ってるのか考えるのは大事だと思います。
・結論
相手の視点で考えて本当に相手が間違ってるか考えましょう。
そこで相手の視点で正しいからといってこちらにとっても正しいかはまた別問題なので、相手の考えを理解した上で聞いてみたりする事も重要です。その場合は、相手の考えは理解してる(もしくは、こう解釈している)と伝えた上で話を勧めましょう。
そういう理屈ではなく、つらくてつらくて仕方ないといった段階の方へ
逃げましょう。
なんとでもなります。
我慢する努力より、その努力を他の仕事を探す努力、他の仕事で我慢してみる努力に向けてみると良いと思います。
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