
※ワークプリント版とファイナルカット版でのみ使われてるカット
『ブレードランナー アルティメット・コレクターズ・エディション』(通称UCE)に収録されてる、ワークプリント版(公開前の試写版)を観ました。
ファイナルカット版とこのワークプリント版両方が気になるならば、様々なインタビューなどが入った五枚組DVDもしくはBlu-rayを買ってみても良いと思いますが、個人的には劇場版、完全版(インターナショナル版)、最終版(ディレクターズカット版)の三作収録のブレードランナー・クロニクルと、近年再編集されたブレードランナー・ファイナルカットの二本だけで十分だと思います。どちらも安価で購入可能です。
余談ですが私はビデオでも持ってて一番観たバージョンでもある完全版が一番好きです。
◆ブレードランナー・ワークプリント版
ブレードランナーUCEのDISC 5『WORK PRINT』がそれです。
主な違いは、編集が粗い(テキトーな編集という意味ではないので普通に鑑賞出来るレベル)のと、冒頭のスシマスターとの2つで十分ですよの食材が映し出されてるのと、ホッケーマスクみたいなのをかぶったビキニ芸者みたいな二人組のダンスシーンがあったりといった、没シーンがあったり、文字や音楽が違ったり、そもそも映像が若干粗かったりします。

※デッカードが本当は4つ食べたかった何か(ワークプリント版のみのカット)
むしろ粗い映像が良い雰囲気を醸し出してる気がしました。可能な限りはリマスターしたらしいけど。
こんな事を言うと怒られてしまいそうですが、個人的には近年再編集されたファイナルカット版との比較ならば、こちらのワークプリント版の方が好きです。
監督の意向が反映された、最終版(ディレクターズカット版)とファイナルカット版のラストシーンや、デッカードのナレーション無しが気になってしまうのは、やはり完全版を子供の頃に何度も何度もビデオ版で繰り返し観てたからだと思います。
ここ数日で何度も観たため、エンディングの曲がすごい印象に残ったので、サントラを買ってしましました。
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