山下ユタカ著『ノイローゼ・ダンシング』
単行本は絶版のままでKindle版、AppleのiBooks版もないまま月日が経過。
2015年に他の会員制電子書籍サイトで販売開始されたのを知り購入。Kindle版の発売日調べたら、約一ヶ月後に出てました。
違うかも知れないけどエピローグ部分は加筆分なのかな?
この様に、KindleやiTunesでは販売されるのが遅かったり、取り扱ってない書籍も多い為、他の電子書籍サービスではそういった作品や絶版漫画などを取り扱う等して差別化してたりします。
◆ノイローゼ・ダンシング
ノイローゼ・ダンシングはいつ頃か覚えてないけど、結構な昔ヤンマガで昔連載されてて読んだ記憶があり、男が暴走して階段から跳び蹴りしたシーンが印象に残ってました。一応ネタバレにならないようにふんわりした言い方。
クラウドファウンディングで続編読み切りが描かれたらしい事も、締め切られてから知りました。気付くのが遅かった……
◆ガガガガ
サイバーパンクな世界観と「本当に悪かった奴なら面白いと思って貰えると思います」の様な雑誌の巻末作者コメントが印象深かったので、電子版があると知った瞬間に全巻購入しました。ノイローゼ・ダンシングより一足早いKindle版、iBooks版の登場。
携帯サイトで連載された続き分は5巻です。
ガガガガは、ブレーキを掛けずに店の前でたむろってる男達を無意味に轢くシーンや「カミナラモウヒトコエ」みたいな台詞など、印象に残ってるシーンも多かったけど、巻数でいうと3巻辺りから読まなくなってたらしく(恐らく雑誌自体を買わなくなった)新鮮な気持ちで一気に読みました。
◆他の作品
ノイローゼ・ダンシングがまだKindleもiBooks版も無かった時、ガガガガを読み終わった後、全て購入しました。
絶版になった漫画、入手困難な漫画、近年連載の場がない作家の発表場として、電子書籍がもっともっと流行るといいな。
これはありがたい情報、自分にとってはすごいニュースです
たまに山下さんのあの暴力的な流れが必要になります