ここ数年漠然と思ってた事を、原作者/小説家の小池一夫さんが、的確に言い表してる文章を目にしました。
心の荒ンだ者は、何をやっても上手くいかず、苛立っている。ますます人は離れていく。だからね、絶対に心を荒ませてはいけないよ。一度荒ンだ心は、よほどの事がないと、優しく温かい心には戻れない。心が荒みそうになった時に、立ち直れるかどうかで人生の質が変わる。80の体験として。(小池一夫
— 小池一夫 (@koikekazuo) September 4, 2015
これ、本当にその通りだと思います。実際、そういう人を何人も見てきました。
嫌われる行動を平気でとり続けたり、思考もまともじゃなくなり能力がますます低下していくし、人に対する優しさもなくなるから、ますます人も離れていく。
そんな状態だから、そこから元に戻るのは凄く大変。
●大事なのは心が荒まない事
似たような事を何度となく言ってるけど、本当に追い詰められたら逃げても良いと思ってるので、心が荒まない様に、嫌な事は避けたりする勇気も時には必要だと思う。そこで自分を保ってから先はまた別の話。
何かにつけて言い訳して嫌な事から逃げ続けるだけで何もしないのも無意味だし。
逃げるなら逃げるなりの理由があってこそ。理由がない逃げは駄目。
心が荒んでる人の中には
「私はこんなに不幸なんだから、誰も信用しないし人にも優しくしない」
といった風に考えてる人も居るし、極端に言うと、わかってて人に迷惑をかけてる人も居るので、人が離れていってしまうのも納得。
ちなみに私は、心が荒んでる人となんらかの事情で接する事になったとしても、駄目だと思ったら誰であっても離れちゃいます。こちらの心が、すり減って荒んでしまう前に。
自分にゆとりがない人、追い詰められてる人。そういった人に優しさを求めても、そんなゆとりはないので無理。やはり、そこまで追い詰められる前に、心の平穏を保つのは大事だな、と再認識しました。
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