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バックアップ環境を構築する上で大切な3つの事

この記事の所要時間: 39

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人為ミスに近い形でデータを全て失ってしまいました。会社の重要データは外部クラウドでも管理してた為無事でしたが、様々なデータ類が全滅に近いです。

こういう事は起こってしまってから思い出すんだけど、バックアップを怠るなというわかっていても出来なかった原因を探ってみました。

ちなみにバックアップ環境は整ってましたが、色々な事が重なって機能してなかったのが最大の原因です。

1,バックアップは自動化

これ大事。手動だとやらなくなります。後述するけど私はRAID10をTimeMachineでバックアップという二重のバックアップ構成の上に、重要データは外部クラウドにも保存させてました。

 

2,バックアップ環境はシンプルに

複雑にすると何かあった時、怠りがちになります。私はOSXのTimeMachineで自動バックアップさせてます。バックアップ先はTime Capsuleとそこに挿してるRAID HDD。

また、ファイルサーバー用HDDはRAIDで保護もしてましたが、パーティションテーブルがおかしくなり、ボリュームもろとも破壊され復旧不可能になりました。

本来、ここでTimeMachineバックアップが機能してれば問題なかったのですが、TimeMachineの後に挿してたRAID HDDが不調で定期的にマウント解除されていたので、近々治そうと思ってたものの、忙しく後回しにしてたら今回の事件が発生。

 

3,バックアップ環境に不備があったらすぐ修復

過去のバックアップも残ってるだろうと思ってたけど、そもそもバックアップ用のRAID HDDも不備があった様で、肝心のデータHDDのみバックアップされてませんでした。他のマシンは全てバックアップ取られてたけど。

どんなに忙しくてもバックアップ環境がおかしくなったら、すぐに解決。ここで解決が面倒な構成だと、後回しになってしまう為、シンプルな構成も大事なのです。

 

結論

・バックアップ元をRAID0で大容量化(Time Capsuleの後ろにUSB接続)
・各マシン外付けHDDを使いまとめてバックアップ。
・共有データや重要データはGoogleドライブやDropbox等で外部共有

いつでも構成を見直せるシンプルシステムを構築し直そうと思います。

現時点で最大容量として主流なのは4TBなので(6TBとか発表されたけど)、RAID構成なのは仕方ないとして、そのRAIDが不調になったらすぐ交換出来る様にしないとなと思いました。今までは2TB×5 RAID5とかRAID10だったけど、2.5TB×2のRAID1で運用してた事もあって、こういう特殊容量(?)のHDDの場合、早い段階で販売終了しちゃうから、そうなると手に入らなくなって簡単に交換できなくなっちゃう。

今考えてるのは、4TB×4をRAID0で16GBにして(これは単なるバックアップ用なのでRAID0でもいい)Time Capsuleに接続。各マシンにも外付HDDを付けて、その外付けHDDもろとも、Time Capsuleでバックアップ。共有データ置き場にはTime Capsule内蔵HDDを使用するがDropbox等で外部共有する事でこれもバックアップ。

ファイル置き場として全てを一つに集約させるのは非効率。

ちなみにWDのgreenシリーズはRAID利用を推奨してないので注意。WDで個人的にデータ置き場やNASの様な使い方でおすすめなのはREDシリーズ。こういった用途の場合低速HDDでも問題ないし、その方が良いとも思ってるけど、とりあえず値段だけで決めて買わない様に注意




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